第201話 デスゲーム

 ども。

 新巻へもんです。


 いやあ、デスゲームコンテストの応募条件を盛大に勘違いしていたダメージがでかいです。最低八万字で完結と、二万字未完結の差は果てしなく大きい。まあ、プラス六万字は書けなくはないですけど、完結させるのがなあ。デスゲームってどうやって終わっているのが正しいんでしょうか?


 そもそも、私の認識だとデスゲーム自体がリアリティがないです。ある日突然、謎の人物に集められて、アホみたいに金のかかった大掛かりな仕掛けを回避して脱出するって、誰がなんのために主催するの? まあ、リアリティは脇に置いておいて、もがく様を楽しむんでしょうけど、オチは主人公が脱出すればOKなのか?


 まあ、あれか。怪異が襲ってくる場所から脱出するホラーもので、怪異が仕掛けになっていると思えばいいのかな。ある意味でバイオハザードと一緒か。とまでは自分なりに結論が出ましたが、筆が進みません。あ、これ完全にコンコルド効果だ。二万字書いたのをもったいないと思って、書き足してるけど、どう考えてもコンテスト通りそうにないぞ。


 一応、応募条件の読み間違いが発覚してから、平日は五千字、昨日の土曜日は八千字書いてます。昨日の目標は一万五千字だったので全然足りていません。まあ、土日は午前中に体を動かすことにしているので疲れて午後は寝ちゃうんですよ。今日もちょっと運動して煮込み料理をしていたら、正午を過ぎてる。ははっ。


 だったら、こんなエッセイ書いていないで一文字でも『アンダードッグ・ゲーム』を書けや、ってことなんでしょうが、「これ面白いのか?病」が過去最大の出力で襲ってきています。なんか、執筆自体がデスゲーム感が出てきています。でね、下らないことを思いついたんですよ。


 K社さんがT沢の自社施設の地下に、課題をクリア出来たら書籍化確約と甘言を弄してカクヨムユーザーを集めるんです。で、同じお題でいくつ短編が書けるかとか、三時間で何文字かけるかとかを競わせます。次々、脱落して廃人化していくカクヨムユーザー。最後は72時間耐久執筆レースで盛り上がります。


 本一冊分の12万字の作品をプロット作成から執筆、清書までを不眠不休で行うんです。プロならこれぐらいできて当然ですと言われ、カフェイン剤ガブ飲みして、血反吐を吐きながら執筆する参加者たち。果たして栄冠を手にする者は出るのか? 地味な絵面ですけど、心理描写とかを厚めに書くと面白そうです。騙したり、妨害したりとかで動きを足して。まあ、書く暇ないですけど。


 ではでは。

 

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