第137話 角川武蔵野文学賞

 ども。

 新巻へもんです。


 涼しさと共に創作意欲が戻って来たようです。まあ、長編の方はぼちぼちですけど、色々とアイデアが湧いてくるので、短編を2編ほど書きました。要は第2回角川武蔵野文学賞に今年は応募しようかなというわけです。去年は一般文芸作品しか募集してなかったし、「酔っぱ買い」連載中で余力がありませんでした。


 とか書いておきながら、最初に応募したのは一般文芸部門。新田義貞を題材に応募されている四谷軒さまに触発されて、1本ぐらい書いてみるかなと思ったのが運の尽き。やっぱり私はライトな方が書けるようです。二千字もかけず、もの凄い短編となりました。


 現代ものを書く度胸はなかったので、なんちゃって歴史小説です。武蔵野の境界は多摩川ということなので、日野は含まれないようですが、そこへの道中ということで、土方歳三に登場願いました。華々しい京都時代と異なり落日の気配が迫ります。縦書きで読むのを推奨です。


 そして2作目はラノベ部門。本当はこちらを先に書こうと思ってました。題材は小泉八雲の雪女から取るところまでは決定。今の青梅辺りの話らしいので、まあ概ね武蔵野の話でええやろってことです。しかし、肝心の中身が決まらない。やっぱりホラー? それだと捻りがないし、オリジナル読めばいいじゃん?


 そこで思い出したのが@chauchau様の三題話の自主企画。「バカップル」、「天然」、「方言」がお題です。これで方向が決まりました。オリジナルでも雪女はショタコンなので(語弊ありまくり)、主人公は男の子にしましょう。ちょっととぼけた感じで、超常現象にも動じない性格。


 対する雪女はお姉さん感を前面に押し出します。あれ? これは悪の秘密結社シリーズと同じパターンじゃないか……。大丈夫か? 問題ない。だって自作だもの。他にも既存の作品と似通った部分が一杯ありますが、気にしちゃいけません。もう自分でも書きすぎて全体像が分からなくなってるぐらいだから、誰も気づかないよ。うん。


 ちなみに、こんなところに書いても意味ないかもしれないですが、お題の3つ目「方言」は多摩弁をいくつか取り込んでます。語尾の「じゃん」、「七面倒くさい」、「どどめ」がそうです。


 ちなみに最後の言葉はあまり大声で言わない方がいいかもしれません。色にも使われるんですが、なんというかその、とある人体のパーツの色を表すのに使うらしいんですよね。主人公の薫くんは純真なので知らないですけど。やっぱエロかよ、ってところで今日はおしまい。


 ではでは。


 

 

  

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