第107話 セルフパロディ

 ども。

 新巻へもんです。


 前話もタイトルつけ忘れてましたね。申し訳ございません。謝罪といえば、同じく前話でヒロ・ミキシリーズはもう書かないというニュアンスのことを記載しました。その後すぐに公開しております。嘘をついて申し訳ありませんでした。まあ、毎度のことではありますが。


 くどくど言い訳を述べますとですね、ヒロ・ミキシリーズから離れすぎて、自分でも物語の解像度が落ちちゃったんですよ。もう1年前ですしね。その後長編も2・3本掲載していますし、現在連載中の作品の世界にどっぷり浸かり過ぎてしまいました。


 その影響で、ヒロとミキの顔すらおぼろげになってしまっている状態です。それで話が動くわけが無い。過去作15話を一気読みはしたものの、やっぱりしっくりきませんでした。それで悩んだのですが結局書いちゃいました。どうせ後悔するならやっちまえです。


 案の定、読者の方の反応も期待したほどではないですが、懐かしい2人の物語を再び書くことができて自分としては満足です。このままKAC2021上で連作をするというマゾプレーをしたいと思います。大人な描写をしないのかというリクエストを頂いているので、気が向いたらカクヨムで許される範囲のものは書くかもしれません。


 一方で、評価が今一歩というのは心残りです。実際のところとしては昨年と変わらないのですけれども、1年経ったので、少しは上回りたいという欲があります。異常値を叩きだしている作品があるので、もう少し良いんじゃないかと勝手に期待していたこともあります。


 でも、その連載のストックも底をつきつつあるし、どうするかとウジウジしていたら悪魔が囁きました。現在連載している作品なら登場人物の息吹を身近に感じて書けるだろ。「走る」なんてどうとでも料理できる素材なんだから。


 確かにその通りです。ただ、連載中の作品の1エピソードを別作として切り出すのは読むのに不便です。リンクを張るというのもさすがになんだかなあ、という気もします。そこで、名前と相関関係だけを拝借して、並行宇宙ならこんな感じじゃないかという話にしてみました。


 連載中の話を知らない人にも読めるようにした上で、知っている人ならより楽しめるものになったと思っています。そうでもないか。悪ノリが過ぎたかもしれません。まあ、KACはお祭りなので、ぬるい目で見てください。まだ残り8回もありますが、息切れしないように頑張りたいと思います。


 ではでは。

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