第44話 嘘と恋
ども。
新巻へもんです。
2月になってしまいましたね。明日は年に一度の食品ロス大発生日かと思うと感慨が深いです。本当に年明けは月日が経つのが早いですねえ。ちなみに、私は恵方巻とかいう食べ物はあまり好きではありません。太巻きってのは適度な厚みで切ってあって、その断面を愛でながら食うもんだろ、粋じゃねえなあ、って思います。
ヒロインが筒状の食べ物にかぶりつく姿を見て、主人公が妄想をたくましくするシーンを描いているお前が言うんじゃねえ、というお叱りの声が……。ははっ。そういやそうだった。でもねえ、太巻きは横からハムハムして具がこぼれそうになるのを支えつつ食べた方が絶対に美味しいと思うんですけどね。
で、2月になりまして、1日と言えば、同題異話のお題が出ました。今月は「きみの嘘、僕の恋心」です。今月は割とストレートな感じのお題というところでしょうか。企画者の香鳴さまの弁によるとヴァレンタインデーを意識したということのようです。
恋愛は人の心が作り出す以上、嘘とは切ってもきれません。まあ、嘘はヒトがヒトである証ですから。さあ、これをどう料理するか考えましょう。嘘から始まる恋もあれば、嘘で終わる恋もある。頭にマトリックスを描きます。嘘で熱が冷めて恋が始まらなくなるケースもあるでしょうし、嘘を飲み込んで恋が続くこともありそうです。
考えているうちに、11月のお題で、過去について嘘をつく女性の話を思い出して、反対側の男性目線で書けばいけるんじゃないかと思いつきました。真に安直ですが書き始めればあっという間に書きあがります。まあ、本筋はできてますからね。短編集の体裁を整えてアップ。これにて完了。
とはなりませんでした。なんか消化不良感が残ったのと、もうちょっと軽いのが書きたいなあ、という気持ちが沸き起こります。もっと年齢層を下げてニヤニヤできるやつがいい。企画者さまと同様に2月14日のあの行事のことも頭をよぎりました。
そういうキャラじゃないのに一生懸命チョコを作ったんだけど、それを悟られたくないお姉さま的存在と、微妙な距離感の年下の僕。実は僕はとっくの昔にその女性のことが大好きで……。うん、いいじゃないか。
あとは固有名詞か。考えるの面倒だな。そうだ、過去作の名前をそのまま使ってしまえ。いわばスピンオフってやつだ。元作品の主人公もちょっとだけ登場させてと。はい、出来上がり。うわあ。読み返してみると甘ったるい。インドの脳天直撃な激甘お菓子グラブジャムンも真っ青だぜ。ま、いっか。投稿しちゃお。
ということで、今月のネタばらしでした。
ではでは。
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