第11話 経験は必要か?

 ども。

 新巻へもんです。


 すっかり小説の更新をせずに、このエッセイもどきばかり書くようになってしまいました。それは言いすぎか。一応、週1ペースでは更新してますね。さくっと書けて、あまりいじくりまわさずに投稿できてしまうので、こちらの方が筆が進んでしまうのがまずいです。


 Twitterに手を出さないのも始めたら最後、廃ツイ人になる自覚があるからなんですね。書くそばから反応があるなんて、まさに危険薬物の匂いしかしません。ダメ。絶対。しかも、私はリアルでも結構きわどい発言をしているので炎上間違いありません。触らぬ神に祟りなし。


 で、今日のお題ですが、物語を書く上でリアルな実体験は必要かです。読書の良さというのは、色々なことを疑似体験できることだと思ってます。王様にも、ヒーローにも、極悪人にも、別の性別にだってなれてしまう。読む場合には、その内容を実際に体験している必要はありません。


 では、書く場合はどうでしょうか? 私は可能であればあった方がいいと思っています。もちろん、場合によりけりですよ。人を殺した経験がないと殺人鬼の心理は描けないと言うつもりはありません。その場合は死ぬほど頭を使うことになるんだと思います。


 まあ、世の中には天才と呼ばれる異能者がいますから、彼らは経験していないことでも書けてしまうんだと思います。ただ、私のような常人だと、経験していないことは中々書けそうにありません。他の方の書いたものから想像して書きますけど、やはり実体験に基づいたものほどの迫力はないと自分では思っています。


 そういう意味では色々な経験を積むということは、少なくとも物書きとしては有用だなと言っていいんじゃないでしょうか。いい事だけじゃなくて、嫌な事や悪いこともね。例えば、あなたの周囲にとても感じの悪い人がいたとします。その時はチャンス。自分に被害が及ばない範囲からこっそり観察してメモっておきましょう。


 きっと生き生きとした素晴らしい人物造形ができるはずです。主人公のライバルでもいいし、窮地に陥れる上官でも、場合によっては配偶者でもいいかもしれません。主人公が反撃をしたときに、読者はより一層の共感を呼びさまされるでしょう。だって、きっと似たような人のことを思い浮かべるはずですから。


 そうとでも思わなきゃやってられない人っていますよね。ほんのちょっとしたストレス軽減策でした。ヤナ奴は小説に登場させてボッコボコにしてやりましょう。はあ、すっきり。


 ではでは。

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