第8話    なまりって、重いの? 軽いの?

 外国語のことは、正直よくわかりません。よくわからないけれど、外国語にもなまりというのがあるらしい。聞いたところで、なまっているのといないのと、違いが判らないので、若くしには理解できませんが。

 さて、日本語のなまりならば、表現が豊富です。北は北海道から、南は沖縄まで。沖縄の人と青森の人が会話したら会話にならない、なんて話もある。方言を除き、標準語で話せば、十分会話は成立すると思うけれど。

 なまりとは、発音の違いと言えるような気がする。どこを強く発音するか、だ。頭か、真ん中か、最後かということ。

 もちろん、日本語にも強く発音する場所が違えば、意味が違ってくる言葉はある。石と意思などは、丁度いい例だろう。ちなみに、意思と医師と意志は、発音が同じであって、前後の文脈から意味を読み取る必要がある。書かない場合は。

 そう考えると、外国語はどうなのだろう。

 発音が違うと、意味が違ってくる場合があるのではないか、と思うのだ。○○なまりなんて、外国の映画やドラマで出てくるが、どのように違うのだろうか。同じ発音の言葉は、どのようになまるのだろうか。興味がある。

 もしかしたら、日本語のように、前後の文脈から内容を察しながらも、どこか発音が違っているのだろうか。

 知りたいのは知りたい。だが、これを確かめるには、まずは外国語を話せるようになる必要がある。

 なまりを知るよりなにより、それが最も難しいところである。

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