第3話の3
ショーの開演のだな。着物を着た女性客で集まる。ショーにはグラス。
「詰まらないことこの上ないわね、セツナ!」
「結構楽しいんだろ、ミキ。俺をショーに上げろよ」
つい昔の口調に僕はなってしまっていたぜ。ファッションショーのことだ。僕はモデルとしてもイケるかい? ミキは僕しか見ていないことは分かっている。
グラスか。世界最強のパイロット。こんなところで遊んでいていいのか?
「遊んではいないわ、セツナ。偵察を行っているのよ、グラス」
レーダーの機能は時速1000キロを上回る。これがグラスのパワー600。ソードライフル。ミドルレンジをこなすパワーだ。情報こそ武器とグラスは知っていたんだよ。
ファッションが武器だと! ふざけんなよと僕は叫んでいますか? モデル達がショーを行いパワーを貯めるぜ。
それはグラスへと移動する。黒い赤がコーヒーと呼ばれる所以だぞ。情報のグラスはここにいた。パワー600オーバーは気で感じるぜ。フィーリング。
メリーゴーランドは競馬の発信音。コーヒーカップを揺する音。聞こえるぜ。
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