第3話の2
一方その頃グラスは『黒い赤』をメンテする。グラスは赤いコーヒーを好み、遊園地へと向かう。
コーヒー色の楽園だ! 心の叫びが響き渡る。血の色をしたコーヒー。
「旨いぜ、コーヒーはよ!」
ここは地獄かい。いや、渦だ。光を追い込む場所。ここにやはり逃げ場はない。
コーヒーカップの観覧車。メリーゴーランド。僕とミキはデートへと向かう。アニキは高みの見物さ。
「つまらないわ。場所を変えましょう」
ミキが笑う。結構楽しいんだろう?僕が楽しませてやろう。
島根県川合市、中心都市。そこへグラスがロボット黒い赤を導く。渦ファッションの中心だ。そこに興味があるのだろう、ミキ。
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