第2話 逮捕された夫と新しい彼との出会い
私は専業主婦、夫は御曹司。
私には栗原朋絵という名前がありますが、夫には拓哉という名前があります。
夫の名は栗原拓哉、年齢は29歳で御曹司です。
私の事を妻である栗原朋絵と呼んでいます。
私と夫が夫婦になったのは私が26歳、夫が29歳の時でした。
結婚したのは良いのですが、なかなか子供ができず、不妊治療をしましたが妊娠しませんでした。
そんな時、旦那の浮気が発覚しました。
相手は会社の同僚で女性です。
旦那は私に離婚を迫りました。
当然私は、別れたくないので拒否しましたが聞き入れてくれません。
そして旦那は家を出て行ってしまいました。
その後連絡も取れなくなりました。
私は旦那が戻ってくるまで待つことにしました。
それから1年、旦那は戻ってきました。
しかし、私の事など覚えていない様子でした。
私は旦那に、離婚届を渡してサインするように言いました。
そうすると旦那は、私に向かってこう言いました。
「一緒に居られるか」
と言って私に襲いかかってきました。
私は必死に抵抗しましたが、力では敵わず、そのまま押し倒されてしまいました。
そして服を脱がされそうになりましたが、なんとか逃げることができました。
しかし、このままでは襲われてしまうと思い、実家へ帰りました。
それから1ヶ月後、私のお腹の中には新しい命が宿ったのです。
妊娠した事を両親に報告しましたが、両親は喜んでくれませんでした。
それどころか、堕ろすように言われました。
ですが、私は産むことに決めました。
その後無事に出産することができました。
名前は信也と名付けることにしました。
私と拓哉の初めての子供です。
とても可愛い我が子でした。
「ママ、何かいいことあった?」
と聞いてくる信也が可愛いくてたまりませんでした。
しかし、両親がこの子を育てる事を許してくれるはずがありません。
そこで、私は信也と一緒に逃げる事にしました。
お金は持っていますし、生きていける自信があります。
それに私には愛する夫もいるので寂しくありません。
私は信也と共に旅に出ることに決めたのです。
そんな時でした。
旦那である拓哉に見つかってしまったのです。
拓哉は私を追いかけてきました。
「お願いです、見逃してください」
と私は懇願したのですが、聞き入れてくれません。
「ふざけるな、俺の子供だ、返せ」
と言って私を殴ってきました。
私は必死で逃げましたが、拓哉は追いかけてきます。
このままでは捕まってしまいます。
そうすると、後ろから誰かが走ってくる音が聞こえました。
振り返るとそこには見知らぬ男性がいました。
男性は私に向かって叫びます。
「こっちへ逃げて!」
と私に言っているようでした。
私はその男性の元へ駆け寄りました。
そして男性に手を引かれて走り出しました。
しばらく走った後、私たちは立ち止まりました。
どうやらここまで来れば安心のようですが、まだ油断できません。
そこで私は男性に感謝の気持ちを伝えました。
そうすると男性は笑顔でこう言いました。
「無事で良かったです」
と言ってくれたのです。
とても優しい人だと感じました。
その後、私と子供は警察に保護されました。
警察に事情を説明したところ、拓哉はすぐに逮捕されました。
そして、私と子供は家に帰ることができました。
その後は、私は子供を育てながら生活していました。
そんなある日、私は子供を保育園に預けて、街を散策しているとイケメンの男性を見つけて、
声をかける事にしたのです。
「こんにちは、私は栗原朋絵と言います。あなたのお名前は?」
「俺は信夫、よろしくな」
と挨拶を交わした後、私たちは一緒に食事をする事にしました。
食事中はお互いの話をしたり、趣味の事など色々な話をしました。
そして別れ際に連絡先を交換してその日は解散しました。
それからというもの、私と彼は頻繁に会うようになりました。
そんなある日、彼から電話がかかってきました。
内容はデートの誘いでした。
もちろんOKです!
私はすぐに待ち合わせ場所に向かいました。
「お待たせ、待った?」
と私が言うと、彼は笑顔で答えてくれました。
「ううん、大丈夫だよ」
そして私たちは手を繋いで歩き出しました。
「ねぇ、どこに行くの?」
と私が尋ねると、彼はこう答えました。
「さあ、どこだろう」
どうやら答えは教えてくれないようです。
でも、どこに連れて行ってくれるんだろう?
そんなことを考えているうちに目的地に到着です。
そこはとても綺麗な夜景が見えるレストランでした。
「うわぁ、綺麗!」
と思わず声に出してしまった程でした。
料理はとても美味しく、満足のいくものでした。
その後、彼は私の耳元で囁きました。
「今日は君を帰したくない」
私はちょっとドキッとしてしまいました。
「え、でも、まだ早いよ」
と私が言うと彼は、真剣な眼差しで私を見つめました。
その目に吸い込まれてしまいそうな感じがして、私は頭がクラクラしました。
そんな私を見て、彼は言いました。
「朋絵、好きだ、付き合ってくれ」
突然の出来事に動揺しながらも、彼の気持ちを受け入れることにしました。
そして私達は付き合うことになったのです。
それからというもの、私と彼は毎日のように連絡を取り合うようになりました。
「明日会える?」
と聞かれるたびに、私はドキドキしていました。
そして、ついに私達はデートをすることになりました。
待ち合わせは水族館で、彼は私を見つけに、猛ダッシュしてきました。
「はぁ、はぁ、待った? 朋絵」
息を切らしながらも私を待ってくれていた彼に感動してしまいました。
そして私たちは色々な魚達を見て回りました。
その時の彼は子供のようにはしゃいでいたのが印象的で、とても可愛かったです。
その後はご飯を食べてから、夜の海辺を散歩しました。
その間も彼のことが頭から離れませんでした。
「あのキスしてくれませんか?」
「わかった、こっちを向いて」
「はい」
と言って私は振り向き、彼に顔を近づけました。
そうすると彼はキスをしてくれました。
その時のキスは優しくて、気持ちの良いものでした。
その後も私達は何度もキスをしました。
「もっと、して」
と私が言うと彼は優しく抱きしめてくれて、何度もキスをしてくれました。
それからというもの、私と彼の関係はどんどん深まっていきました。
デートの回数も増えていき、お互いの距離も縮まっていきます。
そしてついに一線を超える日がやってきました。
その日は雨が降っていて、とても寒い日でした。
私たちはホテルに行き、愛し合いました。
初めての経験で戸惑いもありましたが、彼と一つになれた瞬間はとても嬉しかったです。
その後も私たちは何度も身体を重ね合いました。
その度に私は彼への愛を深めていきました。
「朋絵、もっとキスしような」
「うん、いっぱいしよ」
そして私たちは唇を重ねました。
「朋絵、好きだよ」
と彼が言うと、私は笑顔で答えます。
「私も大好き!」
「朋絵、愛してるよ」
「私も大好きだよ」
私たちはお互いの名前を呼び合いました。
そしてまた唇を重ねます。
何度も、何度も、飽きることなくキスを繰り返しました。
「朋絵のキスは上手いな」
「だって、練習したんだもん」
「そうか、じゃあ俺のキスはどうだい?」
「すごく上手だよ!」
彼は私の唇を舐めてきました。
私はそれに答えるようにして、舌を出して絡め合わせました。
お互いの唾液を交換しながら、激しく求め合います。
「朋絵、愛してるよ」
「私も、大好きだよ」
そして私たちは抱き合いました。
私は、彼の温もりを感じながら眠りにつきました。
朝起きると隣には彼がいました。
彼は優しい笑顔で私を見つめています。
そんな彼を見て、私はとても幸せな気持ちになりました。
彼と過ごす時間が何よりも大切な宝物です。
これからもずっと一緒にいたいなと思いました。
そんな時でした、彼が私にキスをしてきました。
突然の出来事に驚きましたが、私も彼にキスを返しました。
そうすると彼は喜んでくれました。
それからしばらくの間、私たちはキスを続けていましたが、やがて唇を離すことになりました。
少し寂しく感じましたが仕方ありませんね……。
その後、朝食を済ませてからチェックアウトをしてホテルを出ました。
帰りの電車の中で手を繋いでいると、なんだか照れ臭い気分になってしまいます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます