第4話彼女2
第3話の彼女との話です
会社の人達に内緒で付き合い始めて20歳の時の冬が来た
社内でスキー旅行行く事になりバスを貸し切りで行くからお前も彼女くらい呼んで来いよ、みたいな事になり連れて行った
場所は八方だった
先輩達には無理でしたってなっている彼女がいて驚いていた
ちなみに正月を挟んだ3泊4日
初めての彼女との旅行
彼女はどちらかというと、人見知りが激しく、なかなか人に馴染めない性格だった
女性もいっぱいいて気を使ってもらい沢山の笑顔を見れた
何故か毎年恒例行事となり、夏は民宿、冬は雪山、自分は毎年この彼女を連れていた
中には毎年ころころ変わる人もいたけど
^_^
ある時彼女が仕事を変えた
今思うと自分の為に変えてくれたんだろうなぁって思う
自分は土日休み、彼女は平日
休みが合う訳がない
空港に勤め始めて土日休みになった
自分の生活パターン
その頃、バイトも忙しく月曜日から木曜日までの夜は家にいて、金曜の夜からはほとんど家に居ず、帰って来るのは日曜の昼だった
日曜の昼に帰るとお袋が
「来てるよ〜」
2階の自分の部屋に行くといつも黙ったままの彼女がチョコンとテレビの前で座っていた
何をするでもなく、自分は眠いからベッドに横になり眠くなったら寝てみたいな事していて、夜になって彼女とご飯を食べに行ってバイバイみたいな
そんな日々を過ごしていた
彼女は自分から何処かに行きたいとか、何したいなんていう子ではなかった
っていうか、言った事聞いた事なかった
出かけても午後からだから行く場所は限られていた
ある時から、家ではなく何処かに出かけて夜は必ずファションホテルに行って朝方帰って来るのが、週末の日課になっていった
たまには旅行に行った時もあったけど
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