考魔行 あとがき
禁忌狩り、第二話でございます。
なかなかに大変な道のりでした…
最初に考えていたプロットからまるまる変更という恐るべき惨状を迎えたりしながら、どうにか日の目を見せることが出来て作者として嬉しい限りです。
ユダとウルフという二人のキャラクターを再び動かしたいというこの気持ちは、ここ半年ほどずっとありまして、石榴塔とはまた違った二人をこの短編で見せられれば…と思っております。
【以下ネタバレありなので、読了後にまた来てください】
この短編のテーマとして、前回とは正反対で『不死身が強いとは限らないぞ』というものがありました。
その結果、今短編におけるユダは傍観者に近い立場です。
一度戦いに巻き込まれますが、逃げ切るだけ。石榴塔のように戦いません。
他にも前回とは正反対なところは多々あります。
一つに、前回のややダークなエンドと違い、今回はややハッピーめいたエンド。
前回が主に石榴塔に向かう話だったのに対し、今回はずっと御祓殿で話が展開されます。
作者としては、その時その時で書きたい物を書いておりますので求めるものが少し前回と変わったのかもしれません。
ただユダが戦わないとはいえ、ウルフは戦いますし、魔も登場します!
バトルあり、謎解きもどきあり、と私の好きなもの詰め込みまくり。
私の願いと致しましては、本短編を読み『あぁ、好きだな』と思ってもらうことです。
そんな方は吸血鬼ハンターD、帝都物語を読もう!
また、今短編のモチーフにした『ベナレスへの道』を読むのもよかろう!
面白いぞ‼︎
と、いうわけで今短編は以上でございます。
またお会いする時を夢見て…ではでは。
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