生活感がとてもリアルに出ていて惚れ惚れしました。
汚れが目立たぬように柄物のカバーをかける生活の知恵といい、「いただきます」を言いたくても、食べない量は用意しないところ。トースターが狐から狸色になってしまうところが好きです。
本屋さんという居場所が失われていく感じに寂しくなりました。
確かに冷蔵庫の駆動音は騒がしい時には耳に入りませんね。受話器の向こうとこちらは別世界であると感じられて、孤独感に支配される様子が切なくて良かったです。
素晴らしい作品を読ませてくださり、ありがとうございます。
作者からの返信
秋雨千尋様
受話器のシーンは、娘とそこそこ繋がっているからこその孤独を現してみました。工夫したところに注目されるのは嬉しいです。感想、有難うございます。
編集済
よしや様
拝読しました。
その節はわたくしの参加作品にレビューをありがとうございました。
さて。
主人公の細々としたところへの目線が、孤独をうたっていますね。
すばらしい。
のですが。
あの、頭髪が、頭髪がまるで七十歳すぎくらいに思えますが。
そんなに素早く白くなり、抜け落ちてしまうものなのですか?
妻の死により、ショックで……とか。
孤独が老いに拍車をかけた、とか。
なんだか、老け込んでいるところが、哀れみを誘いました。
これは衝撃です。
*知りませんでした。
人それぞれなのですね。
返信をありがとうございます。
作者からの返信
水木レナ様
こちらこそ有難うございます。
頭髪の方は、この年代の方々は本当に様々ですよ。私は実際に身近に接していましたが、芸能人で言うと水谷豊さんが67歳と割と近いと思います。が、同じ相棒に出ている「暇か?」の山西惇さんは56歳です。真っ先に思い浮かんだ温水洋一さんまだ55歳……この中にご存じの方がいらっしゃればいいのですが。
主人公の頭髪は加齢によるものと思って書きましたが、気丈に生活しているように見えて実は…と言うのも有りですね。