第11話 海を飛ぶ船をつくろう


「【風】の精霊召喚術式図はないのか、ですって?」


 昼すぎ。

 教会で週五日の寺子屋授業が終わったのを見計らって、その片づけを手伝いながらシャラモン神父に尋ねてみた。長テーブルの脚を折りたたみ式にしたことが教会兼学校を可能にした。


「はい。【水】と【火】は見せていただきましたが、他の【風】はどんな図形なのかなと。ふと思い立ちまして」


「正直におっしゃってもらえると、良い助言ができると思いますが」


 顔色を読まれたかな。俺は耳の後ろを掻くと、


「【風】の精霊召喚を船の帆に貼りつけて、船そのものを動かせないかな、と」


「できますよ」即答された。「試した魔法使いはいないと思いますが。理論上は可能のはずです」


「えっ。いないのですか」


「ええ、おそらくいないでしょう。魔法使いは海に落ちると浮いて来れませんから。大型船以外には乗りたくないでしょうし、【風】というのは指向性があるようで、ないも同じですからね」


「あの、空を飛ぶとかは?」魔法のホウキとかで。


「空飛ぶ? なんのためにです?」

 まじまじと訊ねられて、俺もとっさに口ごもった。


「えっ。だって、空を飛べたら山を越えたり、歩くより楽じゃないですか」

「では、着地はどうします」

「うっ。そ、それは……〝移風道動レビテーション〟とかですか?」


「あの魔法は飛んでいるというより、地上との摩擦抵抗を減らす術式です。魔法使いは、スコールやウルダのような魔導具を持っていませんし、普段から身体を鍛えているわけでもありません。ですので、着地時の落下衝撃ないし降下慣性の制御失敗で死ぬことがあります。残念ながら」


「えーと」


「それに、【風】の精霊召喚術式図の中位は、別名〝夏嵐〟テンペスタスという厄介な精霊の影響を受けるもので、小型船なら軽く転覆させられる力を持っています。一体何にお使いになるのですか?」


「実は……」


 俺は〈ヤドカリニヤ商会〉と〈ビゴール商会〉のハドリアヌス海東岸の海運シェアに勝利するための秘策として、魔法の理論を組み込んだ改造船舶を考案していることを白状した。

 シャラモン神父は目線を下げて、こめかみの長髪をひと房掴むと何度もなでしつける。考える時の癖らしい。艶っぽい。


「メドゥサさんにとってはメリットですが、狼さんにはさほど利するところはないように思えますが」

「それなんですが、ビゴール商会はどうも、あの難民街の人々を食い物にしている節があるようです」


「ほう。ではあの城門での騒ぎはそのせいですか」

 シャラモン神父の目つきが変わった。


 今朝がた。城門に棄てられた男が、息を引き取ったそうだ。遺言一つ残せず、泣きながら家族の名を呼んでいたという。

 今回も森林の布告伐採と同じ、国境をまたぐトラブルだ。なので、すぐに拳でたたき伏せると国際問題になりかねない。だから俺は、商人は商人なりのケンカをしようと思い立ったのだ。


「ふむ。商人なりのケンカですか。……しかし書記物を海上で使えば、水に触れる以上、いずれは溶けて消えてしまいます」


「はい」

「精霊召喚術式図は量産の利く物でもありませんし……さて」

「あの、神父」

「なんでしょうか」


「本当に、量産できませんか」

「なんですって?」


「例えばです。術式図を銅板に彫り込み、それにインクをつけて帆布や羊皮紙に捺印した場合、効果は変わりますか」


「付呪魔法のように?」

「そうです」


 シャラモン神父は記憶をたぐっている様子だった。

「術式図が調うや、即座にその効力を発揮するのが精霊召喚の長所であり短所なのです。彫法師ですら困難な試作となるでしょうね。誰がそれを?」


「あ、おれやってみたい」

 教会の入口からロギが顔を出した。


「ホヴォトニツェの金床。親方がティミショアラに行ったからさ。火の始末だけ女将さんに確認取ったら、使っていいって言われてるんだ」


「ロギ……」

「【水】のマナを発動したよ」

「えっ?」

「ハティヤに会いに行った際、ハティヤの魔法基礎を応援する形で、狼のマナ発動のコツを教わったんだ。先生と同じ【水】だった」


「狼さん」

 シャラモン神父が俺を見る。別に悪事ではないので、頭を掻きながら頷くほかなかった。


「ハティヤは【風】。スコールは【火】。フレイヤは【土】がそれぞれに備わりました」


「なんと。ハティヤがついに覚えましたか。それにスコールやフレイヤまで。そうですか……。きれいに兄弟が四分割されたわけですか」


「先生」

 ロギがさらに言葉に熱を込めて訴える。

「おれ、魔法は無理でも、細工物には興味あるんだ」

「ええ。わかりました。それでは私が直接ロギについて製作指導しましょう」


「えっ。先生が教えてくれるの?」

「元魔法使いですが、それで良ければですがね」

 ロギは少し興奮した様子で顔を輝かせた。初めて少年の子供らしい笑顔を見た気がした。


「ありがとうございます。よろしくお願いします」俺から頭を下げた。


  §  §  §


 次に、造船街に向かった。

 六人の船大工たちは、別に船を作っているわけでもなかった。

 ただ、自分の工房で酒を呑んだり、煙草を飲んだり、読書したり、家具にヤスリがけしたりと暇そうにしていた。船の注文がないのだ。


 俺は彼らを集めて、自分の工房へ招じ入れた。


 石けん製法を託した我が弟子ロカルダが何事かと寄ってきて、後からぞろぞろと入ってきた六人の船大工を見つめて、二歩ほど後退りした。


「悪いけど、事務所借りるよ」

「え、ええ。どうぞ……。狼さん、どうやって彼らを連れてきたんですか?」

「これ」

 蒸留酒のビンをかかげてみせた。


 ロカルダは脱走羊を小麦で釣りあつめた羊飼いを見る目で俺を見る。ウソでしょって。


「えっと。あまり事務所を酒臭くしないでくださいよ」

「うん。約束はできないけどな」


 俺は事務所に入る。テーブルに〝図面〟を広げ、器らしい器もないので湯冷まし水用の茶碗六つをその端に置き、そこに蒸留酒を注いでいく。


「さあ。まずは景気づけにやってください」

「おい。獣人。船の建造の話だっていったよな」

「ええ。言いました」


「こいつを飲んだら、あの土地を売れって話にすり替わるんじゃねぇだろうな」

「話の流れによっては、なるかもしれませんね」


 室内がしんっと静まり返った。俺はあえて言った。


「造船地区を腐らせるのにいい位置に建ってるのだそうです。あなた方の工房が」


「けっ。知ったことかよっ」一番小柄な老人が部屋を出て行こうとした。


「そこで、六人の船大工のみなさんで、商家を作りませんか」

「あぁん? 商家だと?」


「はい。その商家で製造するのは、高速型の運搬ヤンチャール。総重量は二五〇前後。試作してみて物資輸送か。旅客かは皆さんで決めてもらって構いません。皆さんが会社役員ですから。そのできた船を、ヤドカリニヤ商会が買い上げます。もちろん。代金は買い叩きなどしません。なにせその商家で造った船で、ハドリアヌス海最速を目指しますから」


「ハドリアヌス海、最速……だと?」


「そうです。ヴェネーシア本国の大型船を後ろから抜き去るほどの船舶です。痛快だとは思いませんか?」


 沈黙。しかし小柄な老人はドアの前から戻ってきた。だが誰もまだ酒椀には手をつけない。


「どんな船だ」

「海を飛んで走る船にします」


 老人たちの眉が一斉にひそめられた。その代わり、色褪せた瞳に輝きが戻ってきた。 

 俺は酒器の下に敷いたテーブルの〝図面〟を指で叩いた。


「なんだこりゃ……船に脚が生えてんのか?」


「いや、キッツ。こいつはヒレだろ。それに、ここ。この切り込みは〝舵〟ラダーじゃあねぇのか」


「バカ言え。上下舵なんて聞いたことがねえ。どうやって回頭しろってんだよ」


 そこで俺が口を挿んだ。


「その前のヒレは。前部水中翼と言いまして主軸そのものを左右に回転させることで、水中翼を回転させます。それで進路変更します」


「これが翼だと? 海を飛ぶって……そういうことか」


「はい。船体を海面に浮かべるのではなく、船体を海中から飛ばすのです。でも船体ごと空へ飛ばすのではありません。そのヒレの部分まで喫水を水上に持ちあげ、波の抵抗を減らすのです」


「原理は? ここら一帯の風で、どうやって船を持ちあげるんだね」

 痩せぎすの老人が言った。船大工というよりは学者だ。


 俺はそばにあった船漕ぎ用の櫂を逆さ持ちにして、その断面を見せた。


「これだと、いまいちわかりにくいでしょうが、海中に沈める水中翼は前を厚く、後ろに細くした形状の物を使います。これによりある一定の速度になると水中で下から上へ押し揚げる力が生じ、その力が船体を海から浮かせるまでになります」


「トゥーリャンよ。おめぇ、わかるか?」


「いや、さっぱりだ。だがウミネコや海鷹の翼が骨のある前は厚く、盛り上がり、後ろに行くほど羽が薄い形をしてる。──狼さん。船体を海から揚げるための、一定の速度ってのどれくらいかね」


「えっと……二〇ノット(時速三七キロ)なんですが」

 かはっ。笑ったような呆れたような声で、老人たちは天井を仰いだ。


「無茶だ。ここハドリアヌス海でそれだけの風を作り出すのは、嵐の時か。はるか沖合いで南風ユーゴ北風ボラを捕まえた大型船でもなけりゃ二〇ノットなんて強風は受けられない」


「実は風に関して……精霊の魔法を使おうと思っています」

「精霊の加護? 神頼みってのかい?」


「いえ。加護ではなく、魔法です。航海のお守り的な〝まじない〟ではなく、実効的な術式を今、組んでもらっています」


 失笑していた老人たちの顔から、じょじょに余裕がかき消えていく。


「お前さん、こいつはもう製造ラインに入っているのかい?」


「はい。動力源の製作は。試作実験を始めるために中古のヤンチャールも一隻購入します。帆に風の精霊の術式を組み込むために原型となる魔法陣を作ってもらっています。かなり強い力なので、完成目前まで造りあげて、最後は船上で、ということになるそうですが」


「おいおい。そんな危険なモンを船上でぶち上げちまったら、乗員が何で死んだのかわからなくなっちまうだろ」


 老人たちはお互いの顔を見合わせた。もう小馬鹿にしたような笑みはない。どうやら俺の本気が伝わったようだ。


「もちろん、安全面には配慮します。ですが最高速を目指す以上は、相当な暴れ馬となることは、あらかじめご了承願いたいのですが」


「もしもだ。もし商家にしたとして、オレたちの工房や土地はどうする?」


「行政庁が提示した売価額の二倍をお支払いして、ヤドカリニヤ商会が買い上げさせていただきます。その上で、どこか船の製造に適した一等地を買い、そこに商家を起てます」


「なら、ここだ」

「えっ?」

 即答されて、俺はとっさに目をぱちくりさせた。


「このロソスの工房だ。ここがいい」

「ええっ!?」


「こっちも先は短ぇが、お前さんとこの商会は、今や飛ぶ鳥落とす勢いだ。すぐにここを明け渡せとは言わねぇよ。だがな、お前さんがオレらを束ねて働かせる気があんのなら、このロソスの工房は誰にも譲れねえ。ここはオレ達が巣立った古巣みたいな場所だからな」


 とんとん拍子じゃないか。石頭だというからもっと頑固で偏屈な老人ばかりだと身構えていたのに。俺はあまりの展開の早さに動揺した。


「ちょ、ちょっと。責任者と相談してきます」

 俺は事務室を飛び出した。さすがに俺の一存では決まらない問題だ。


「いや、別にいいですよ」

 ロカルダはあっさりと言ってのけた。割り切るの、早っ。軽っ。


「そろそろ鹸化剤の工房も手狭になってきましたし、大きな釜も欲しかったんです」

「あー、ね……確かに」拍子抜け過ぎて、うまく言葉にならない。


「まだ一年も経っていませんから、あちこち飛び回ってる狼さんにそれを言い出すのも気が引けてて。僕はいつでもかまいませんから。実はもう、ちょうど手ごろな土地を見つけてまして。精霊が夜中に建物だけを盗んでいったっていう、ちょっといわく付きなんですが」


「すみませんでした! それ、俺らがやりました!」

 俺は反射的に、弟子に直滑降で頭を下げた。


  §  §  §


「あの老人たちを、蒸留酒だけで墜したですって?」


 夕方。ヤドカリニヤ商会・総務部。

 会頭室の応接セットで、俺とカラス専務で結果を報告した。会社組織で、上司へのホウレンソウは大事だ。


「えーと。その代わりですね。鹸化けんか剤製造所を新商家設立のために移転することになりまして」

「ええ。それなら、こちらですでに準備が終わっています」

「はっ?」終わってる?


「ロカルダくんがあなたの決裁待ちだとためらっていた、町北部の土地はすでにこちらで買い上げています。建屋建設も竣工間近です。新工場からもぐっと近くなるので、彼の土地選びの目も確かですよ」


「お、おう……」

 部下が優秀すぎると、上司の存在感が幽霊な件。メドゥサ会頭の会社に居場所がない感、深く同意だ。


「あとは、造船街の大掃除です。これが一番の難題です」

「いや、あの。専務。まだ船大工たちの工房買い上げの話を詰めないとですね」


「何を言っているんですか。狼さん」

「へ?」


「彼らは、私が出向いた時、行政庁の売価額の三倍を提示して首をタテに振らなかった連中です。あなたはそれを二倍でタテに振らせたのです。私には魔法にしか思えませんよ」


 それで石頭か。この人も今じゃ、すっかり商人脳だ。


「金袋で相手の顔を殴ったのですか」

 俺の強い言葉に、カラス専務の目が初めて動揺を見せた。


「行政庁や、この土地の有力者に先を越されるわけにはいきませんでしたので」


「ナディムさん。この町が欲しているのは、金ですか」

「……いいえ。仕事と人手だと思います」


 回答に少し時間がかかったが、俺は深く頷いた。


「それは、造船工房を守り続けた。六人の船大工にも同じ事が言えると思います」

「しかし、彼らはもう働けない年齢です」


 俺はゆるゆると顔を振った。


「彼らは職人です。最期の最後まで働くこと、自分の持てる腕を振るうことに渇望しています。

 スミリヴァル会頭代行も大病をしてから悠々と過ごせばいいのに、今も商工会で町の発展に知恵を絞っています。人というのは生来、そういう生き物なのでしょう」


「……」


「あなただって同じのはずですよ。ビハチ城塞で死にかけていたところをカラヤンに掬われ、自分だって死んだ。終わったと思った。でもこうして、働き始めた」


「……自分のあるべき姿。才を振るう場所ですか」


「その場その場で才を振るえるかどうかは、俺にもわかりません。でもそう信じて足掻あがける場所があることは、幸せなことだと思います。老いたとはいえ、船大工たちの生き甲斐を部外者が土足でやってきて、奪うべきではありません」


 カラス専務は顔を背け、それからしばらくしてうつむいた。


「私は彼らに有利だと思った提案をした。それが間違っていたのでしょうか」


「何が正しくて間違っていたかなんて、誰にもわかりません。でも俺もあなたも、船大工たちも、ここから先の自分の生き方に後悔なんてしたくないはずですよね」


「それは……いえ、確かにそうですね。それなら、狼さんはどうして最初に金ではなく、会社を作ろうと持ちかけたのですか?」


 俺は温くなったコーヒーをすすると、


「俺はね。ある二人の青年を海で殺してしまったのですよ」

「海で?」


「実際は不慮の津波でした。彼らに船に乗れと指示しなければ死ぬことはなかった。カラヤンからそれとなく仕方なかったのだと慰められました。でもそのことに後悔しかけた時、シャラモン家の子供二人が俺にそっと言ってくれたんです。『あいつら、船の上で活き活きしてた』って」


「……」


「その言葉が嬉しかったというより、楽になりました。彼らは海で窮地に立たされ、努力かなわず陸には戻れませんでしたが、指示を出した俺を恨んだり、海に出たことを後悔したりはしてなかった。そのことが俺を楽にしたのです。だから思うのです。

 人は自分のナワバリと決めた場所で命を貫きたい生き物ではないでしょうか。それを今回、当てはめただけです」


「なるほど……命を貫く、ですか」

「それじゃあ、俺は帰りますよ」


 そう言ってコーヒーカップを持って立ち上がった。貴重なコーヒーを捨てるなんてとんでもない。


「あ。ちょっとお待ちを」

「なんでしょうか」


 カラス専務は会頭室から出て行くと、すぐに戻ってきた。手に羊皮紙の巻紙を持って。


「まさか……預金、ですか?」

「二八〇万ロットはいっています。ジェノヴァ銀行で引き出し可能にしておきました」


「なんで、俺がそんなに稼いでいるんですか!」また逆ギレである。


「憤慨の矛先がわかりませんが、これは正当な労働報酬です」

「いや。だって、まだ一年経ってませんって!」


「バルナローカ商会の経理方式を採用し、サルティナの経理算術を用いて算出した、月払い制。ここ半年分のあなたの報酬額です。メドゥサ会頭とカラヤンさんの承認も得ています」


「は、半年……?」

「あなたがいつまで経っても給料を受け取りに来ないので、こういう形にしただけです。受け取ってもらわないと、総決算のしめ作業の邪魔になりますので」


 俺が片手しか使えないのをいいことに巻紙を押しつけてくる。


「な、何に使えばいいんですか?」

「知りません。ご存分に」バッサリ。


「じゃあ、これで新しい造船会社の資本金にでも」

「ダメです。吸収合併する際に、あなたに設立発起人ほっきにん配当を回さないといけなくなるじゃないですか。手続きが煩雑はんざつになるので、やめてください」


 ぐぬぬぬっ。この遣り手め。もう頭のそろばんは子会社化する前提で玉を弾いてやがる。


「なんでしたら、石けんの業務提携締結特別報酬。白の魔女誘致特別成功報酬。セニの町防衛兵器開発報酬。というボーナス案が会頭から出ていますが。どうしますか?」


「しょ、商家の金を財布代わりにするのも大概にしろと申し上げておいてください」

 憎まれ口を捨て台詞にして、俺は逃げるように会頭室を出た。

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