ママの母校
「恵憂、そろそろ小学校行くの辛くなってきたでしょ?」
いつものように朝ごはんをパパとママと食べてたときにママが切り出した。
時期としては秋。小学校に行ってほしいと言われて半年が過ぎたころ。
「内容の簡単なパズルを面白いとは思えないもん」
学校には通っていた。でも放課後、友達と遊ぶことなく1人黙々と勉強をしていた。
勉強はとてもおもしろい。知らないことを知ることができる。知ってることを組み合わせて更に知らないことに挑戦できる。
この喜びをなんで同年代の人たちは理解できないのかがわからない。
そして結局、友達なんてできなかった小学校を半年で卒業した。
「ねぇパパ。友達を作ってほしかったって言ってたけど、作れなかったよ?」
「ねぇママ。友達の大切さがわからなかったよ」
「「大丈夫。ここなら恵憂より頭のいい人がいっぱいいるから」」
小学校を半年で卒業して、半年勉強を(独学)でしてから
史上最年少で東京大学 理科 3類 日本で1番偏差値の高い大学に合格した。
それは私が7歳のときだった。
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