1年で終わる世界と、7日で終わる世界を選べと言う神様。彼の存在が何を考えていたのか、作中で語られることはありませんが、きっとそれで良かったのでしょう。 少なくとも、たった7日を懸命に駆け抜けた青年と少女は、永遠をもってしても成せないものを残したと思います。 どう表現しても言葉足らずになってしまう、どこまでも優しい物語です。