3分で読める!「魔王城へ」 

サルウィ(勇者)「ついに魔王城のある森にまで来ましたね。」


グラン(戦士)「でもまだ距離がある、どこかで休もう。」



焚き木を囲んで思い出話などに耽る・・・・・・。


グラン「見張りに立候補したはいいけど、腹が減って喉がカラカラだ。眩暈がしてきたぞ。」


アウラ(魔法使い)「あら、グラン。無理はダメよ?」


グラン「うお、なんだこの瓶のデザイン!?」


アウラ「うふふ・・・・・・。」


イリス(僧侶)「あ、あの。アウラさんってグランと仲が良いですよね。」


アウラ「あらそう?」プルン


イリス(うぅ、おっきぃ・・・・・・。)


アウラ(イリスちゃん、応援しているからね・・・・・・!)



サルウィ「私は、魔物は根絶やしにすべきだと思っています。でもグラン、どうしてそんなに慎重なんですか?」


グラン「俺は、とにかく魔物と戦うのが怖くてな。初めて出会う魔物とは対処法も分からないだろ?」


サルウィ「目の前の魔物が、人をこれから襲おうとしていてもですか?」


グラン「う・・・・・・。」


サルウィ「すいません、悪い質問をして。でもグラン、あなたは情報が未知数である魔王と戦えますか?」


グラン「あぁ・・・・・・俺は、やるよ。」


 

イリス「ね、グランはさ、この旅が終わったら何をしたいの?」


グラン「(イリス可愛い告白したい。)そ、そうだなどうするかな・・・・・・。」 


イリス「私の我儘、いろいろな景色をみたいっていうのに付いてくれたからグランがしたいことは何なのかなって。」


グラン「この旅が終わって故郷に戻ったら、言いたいことがある。」


イリス「えっ・・・・・・それって・・・・・・。」



翌日、彼らは魔王城へと到着するのであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る