第六回自主企画(22.5.15より)

スタートライン

 悩みのない人はいないでしょう。


そしてある時には、悩みというより苦しみの中にいることもあります。

一定の歳になれば、人に助けを求めることすらできない苦難の中で、自分の影だけを抱きしめて、眠れない夜を過ごした経験のない方というのは少ないでしょう。


退くのも

進むのも

立ち止まるのも

心が折れそうな人生のひととき。


著者であるハナミ様は、そんな苦しい時期を過ぎ越し、今、光の中に立っています。


自分の意思で踏み出した勇気。

手放したさまざまな思い出のかけら。

気がついた幸せ。


その短い言葉の連なりは、リズミカルでハナミ様の生き生きとした鼓動を感じます。



逃げることなく人生の底の底をかち割った時、目の前には一条の光が現れる。


今、人生の底にある方にも、そして今は日常の光の中にいる方も。

勇気と感謝の想いを蘇らせてくれる歌です。


読んでいると麒麟屋は、ラップを聴いているような気持ちになりました!

まさに高らかな魂の勝利の歌。


雨上がりの花の露に虹が見えました。



著者 ハナミ


「スタートライン」

https://kakuyomu.jp/works/16817139554595175973/episodes/16817139554596704974



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