ワニの舌、猫のあくび
鳥頭なのですぐに忘れてしまうから、エッセイを書く
突如の宣言からカナリヤさんのエッセイは、幕を切って落とした。
「え?び、病気で?」
ドキドキしながら読み進めると、いや、そうではないらしい。
いや、博学だし……
話、普通に面白い。
へ〜
「ワニの舌」って、マレーシアの美味しいお菓子なんだ〜
『マレー語名は「Lidah Buaya リダ ブアヤ」といい、リダ=舌、ブアヤ=ワニで、訳すと「ワニの舌」となる。』
へ〜、揚げてあるパイなんだ〜
『ワニタンとして美味しくカレーの肉として食べられてる様子だ。しかしなんか名前がめっちゃ可愛いな。』
へ〜、確かに
ワニタンかわゆす!
私も「麒麟屋たん」って呼んでもらおうかな?
『あと、『ワニの舌』はタイ語で「味音痴」とか「バカ舌」という意味だ。』
へ〜、まじで?味音痴、へ〜。
へ〜、へ〜、へ〜
気がつくと、画面に向かって、無茶赤べこになってた。
いや、これいいよね?
みんなで赤べこ。
いや、なんか、こう脱力感がね、肩に力が入ってない感が、物凄くいい。
みんなも赤べこになりに、読むといいと思う。
作者 カナリヤ
「ワニの舌、猫のあくび」
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