流れ星に初恋


 冬の月夜に海岸を歩く。



見上げる夜空に満天の星。


冷たい潮風。

踏む砂の軋む音。


潮騒。


ふと茜は自分以外の人間が、その海岸にいることに気がつきます。


それが彼女の恋の始まりでした。


その長く続く暖かな恋は、茜の心を暖め続けているのです。

指の間から様々な事柄がこぼれ落ちても……ずっと、ずっと、最後まで。


優しくて柔らかな話は、きっと疲れた日のあなたの心を癒してくれそうです。


そしてそんな思い出が、このお話を読む人、一人一人に訪れますように。


そんな気持ちにさせられる、愛らしい短編です。



作者 李都


「流れ星に初恋」

https://kakuyomu.jp/works/16816927860134656728




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