今日も今日とて


矢向 亜紀さんの作品を読むきっかけになったのは、1回目の自主企画です。


全く普段使いの言葉で、とんでもなく余韻のある情景をありありと描き出されていて、「ヒェェェー」ってなったんです。


「香りの先」という話です。


「青い闇が囁いた」だの

「虹色の夢が笑った」とか

無いんですよ!


もう普通なんです。


当たり前の言葉で、十分美しい情景を描き出せるということを彼女から学びました(実践はできていない)


その彼女の執筆活動の中で気がついたこと、思いついたことを語るエッセイです。


エッセイでも「言葉の魔術師」は健在で、普段の生活で気取りなく使っている、あり溢れた言葉で、違和感のない言い回しで、さらっと非凡なことを語っておられます。


面白さの構造。

二次創作と一次創作の根本的な違い。

他サイトとの比較。


最新話(19年12月1日)の職業の考察など。


今まで気が付かなかった、作者としての自分の傾向性。

作品の改善点

描写の癖


具体的にああ成る程!となります。


ちょっと描写や設定に悩む時に読みたい作品です。



ただ私の場合は、最初の2話で、「ヒェェェー」(真空状態)


作者が食事に興味ないから、登場人物の食事をするシーンを忘れがち(超ブラック小説)

性別を設定できない(得体の知れない恋愛小説)


そうで無い方も多いと思うのですが、私は抉るほどのアルアルでした。


今日も今日とて

作者 矢向 亜紀

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892430828








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