第8話子供達に迷惑をかけたくない。
皆様、言われます。子供に迷惑かけたくないと。
これはどういう心理でしょうか?
そのまま取れば子供へお金の心配させたくない、お世話をさせたくない。
何故でしょう?
自分達はあくまでもいつまでも親の立場であって上の立場なのだから負担をかけたらいけないと思っています。
でも現実は歳を取ったら身体は思うように動けなくなり、赤子に戻ると言われています。
ここです、自分達は絶対に赤ん坊に戻るなんて事はないし、しない!
と思いたいのです!
面倒を見る方でありたくて見られる方にはなりたくない!のです。
そしてもう一つよく言う言葉は申し訳ないから。
すいません、ごめんなさいとの思い、こんな汚い事をさせて申し訳ないと、
ですが本当に子供の方は謝られたいですか?
だって自分達にそういう世話を幼い頃にしてくれた人ですよ、
子供は親に謝られると複雑な思いになるとおもいます。
なんか悪い事をしている気持ちになってしまうのです。
それよりも素直にありがとう、と言ってもらった方が嬉しいのです。
最初は子供の方も親の変わってしまった姿にショックを受けるかもしれません、中には本当に受け入れたくないという立場を取る子供もいます。
その結末は悲しい、寂しい心のかけ違いになります。
最後まで親としての意地を守りたい気持ちはわかりますが、
それを理解して通させてくれる子供なら珍しいですが
良い関係だと言えます。
本当は助けを借りなければ生活が出来なくなるのですから
素直に頼り、感謝を伝えた方がお互いのためです。
後でお互いに後悔が残りません。
迷惑をかけたくない人は迷惑かけられるのは嫌、とおもってきた人です。
人はお互いに迷惑かけあい助け合うのが当たり前なのですから。
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