第7話 認知症になってしまう

認知症になってしまう引き金の一つには

若かりし自分と比べて、身体が上手く動かない、記憶力が衰えて一度にこなす作業が減る、出来なくなる事が増えて、

情けなく感じるようになる事と、

外見も衰えてシワ、シミ、たるみ、格好良さも美しくも可愛さもなくなり

自分へのガッカリ感が増すこと。


現在の自分への拒絶感、拒否感、

これが現実逃避の世界に向いて行く、

立証は出来ないが引き金になっていると感じる。


その人なりの価値観で生きているので他人にはわからない絶望感があるのだ!


その上にまた家族からの自分への役割が無くなってしまう、

家族は優しさでやらなくて良いよという思いからなのだが

言われた高齢者はもう要らないよと言われたと思ってしまうのだ!


自分の存在価値、これが感じられなくなった時、

現実は辛すぎる。


人は自分の大切な人の役に立ちたいものなのだから!


社会からも家庭からも不要だと思わせられたら!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る