幼馴染みと過ごす夜
「ねぇ彰人。アレ、しようよ。私、処女だよ。彰人だって童貞でしょ?」
夜、真っ暗になった俺の部屋で円香は、俺にこう耳元で囁いていた。円香は俺のすぐ隣、同じベッドで寝ようとしている。・・・裸ではなく、パジャマ姿だがな。しかし円香は無防備だったのか、体が当たると少し、肌の感触がした。
「バカ言え。それに・・・アレ、あるのかよ。避妊するやつ。お前、もし妊娠しちまったらどうするんだよ」
「その時はアイドル辞めて、彰人と一緒に子供育てたいなぁ」
「アホかお前!俺たちまだ高校生なんだぞ!」
俺は一瞬、円香に怒鳴った。円香は「彰人、怖いよ!そんなに怒らなくてもいいじゃん・・・」と今にも泣きそうな顔で言っている。そして・・・
「ふぁー・・・私、眠くなっちゃった。彰人、さっきは言い過ぎちゃった。でも、チューして」
「仕方ないなぁ・・・可愛い彼女のためなら、何でもするよ」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
「えっ、それは・・・」
「えいっ」
その瞬間、円香が俺に抱きつき、キスをしてきた。唇と唇が触れ合う瞬間でもあった。それに、円香の全身が俺に当たっている。・・・円香の胸がプルンプルンしているんだよなぁ。
程なくして、円香は眠りについた。円香の寝顔はめっちゃ可愛い。
結局その日の夜、俺はほとんど眠れなかった。
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