第22話別れの時6
正月の病院は寂しい。看護婦の数も少なくなるし帰宅する患者も多い。私の部屋も半分に減った。かえではおばあちゃんにクリスマスプレゼントでデジカメを買ってもらったようだ。きょうは夜にかえでと秘密基地にお泊りする。これは例の看護婦が今日は夜に誰も泊まらないと聞いたようだ。
消灯の10分前に枕と鞄を布団の中に入れて廊下に出る。もうこの時間歩き回る患者はいない。かえでもパジャマ姿で布の袋を手に出てくる。小走りに秘密基地に飛び込む。夜はここも暖房が効いている。さっそくかえでは私の女装にかかる。化粧は自分でする。
「これ合間に作っていたの」
かえでは黒いセパレーツの下着をTバック風に切り刻んでいる。
「ひろし君のはおちんちんが出るので少し太くしたよ」
そう言ってデジカメで撮る。かえでのTバックは紐のようだ。
「膨れて来たよ。久しぶりに入れてみる?」
そう言えば1か月も入れていない。キッスをしながら指で狭間に誘い込む。しっとりと濡れている。初めの頃はかえではつばを縫って入れるのに苦労していた。体が馴染んできたようだ。男と女は不思議な動物だ。
「凄い!20分持つの記録ね?」
「舐めてもいい?」
「汚いよ」
自分の精液が残っている。狭間をゆうっくり舐めてそれから下の穴を舐める。
「そこは駄目!」
「かえでの匂いを覚えておくよ」
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