第6話 悪魔くんと天使ちゃん
悪魔くん「最近の人間は悪い奴が多すぎる」
天使ちゃん「なーに? それって悪魔くん的には良いことではないの?」
悪魔くん「ちょっと、考えてみてくれよ。人間皆が悪い奴になったら悪魔の仕事無くなってしまうんだぜ」
天使ちゃん「ふーん、そうなんだ」
悪魔くん「そうだよ。悪事を行い、悪事を広める。それが俺達の仕事なんだ。でも、こんな世の中では俺の悪事が目立たない。いくら仕事をしても意味が無いだろ」
天使ちゃん「そーだねー」
悪魔くん「だから、人間にあまり悪くなってもらっては困るんだ」
天使ちゃん「そーだねー」
悪魔くん「ねえ……」
天使ちゃん「なーに?」
悪魔くん「仕事しろよ」
天使ちゃん「ヤダ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます