第158話 獣のウワサ 二
「おいおい、聞いたかよ、例の奴隷のレンタル券を引き換えた奴が居るらしいぜ?」
「まじかよ、残念だ……となるともう無いのか?」
「いや、レンタル券だから、いつか帰ってくるんだろうよ」
「よし!なら俺たちにも運が回ってくるな」
「ばーか、どうせ当たんないようになってるっての、今回レンタルさせることでまた集めるんだろうよ人を」
「商売うまいなぁ、っていっても俺たちそんなに金もってないしな!そういや、誰が当たったんだ?」
「どうやらどっかのじいさんらしい」
「はー?じいさんがそんなの貰ってどうすんだよ」
「人間ってのはじいさんになっても性欲はなくならないものなんじゃないか?」
「はっはっはっは、生い先が短いのにハッスルすんのか!そのじいさんはどこに住んでんだ?」
「良くわかんないが町の外の外、誰もいない様な山奥に住んでるらしいぜ?」
「そりゃそうだ、人間なんてアバレーで住むとすればそんなとこしか無いだろうしな」
「ちげーねぇ、あーあ、何してるんだろうなぁ、『アオイ』ってのは」
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