第百四十九回 それでも、十万文字の達成を目指すよ!
――季節を飾る花々ように、素晴らしい物語は宇宙規模の個性、計り知れないほど世に存在する。例えるとカクヨム、未だ書籍化されてない方が不思議な物語がある。この狭い視野の中でも一人、
そんな中での『
主催者は、まさにそのIMさんで、……まだ登録込みで、エッセイを始めてから四か月の素人と何ら変わらない僕の作品が、な、なんと、『キャラクター賞』という形で選ばれたのだ。IMさんの作品からしたら、駄作中の駄作だけれど、エールを送ってくださっている読者様のハートマークたちのためにも、何があっても僕は目指すよ!
そんな思いも込み上がる最中、傍らには
それでも見て見ぬふりなんて、僕にはできない。
脳に浮かぶ『報恩感謝』という言葉。もう後悔なんかしたくない。
『――今まで、一人ぼっちの時間を過ごしてきた僕に、
やっと巡り合えた大切な人たち。かけがえのない時間へと、導いてくれた』
だからこそ、
だからこその『りかのじかん』だったのだ。
あふるる涙、その雫ポツリと……するとね、トントンと背中を押した可奈。
「まだ泣くの早いよ、ちゃんと
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