第四十五回 すると、応援コメントが。
――Mさんだ。
……良かった。感涙近し、二度見それを繰り返し、幾度もだ。
内容はエッセイに関する感想だけど、Mさん得意の暗号込み。
『T→無問題=TS→ミートミートの進行形』……まあまあまあまあ、明日になったらわかるってことね。もち学園で前向きなイメージを感じさせつつ。
Mさん、=もち(もちろん)
『無事に検察庁から帰還したとのこと』で間違いないはずだ。――僕は、その意味を含めた応援コメントだと理解し、返信を行う。感謝の言葉に感激を乗せ、ハーフハーフ。
そのことに便乗したのか、Kさんからもコメントが舞い込む。
文の終わりに『良かったね』
決して不自然ではなく、よく纏まっている。Kさん=
そこで、ふと過ること。
どうしてMさん、瑞希先生は『ミズッチ』なのだろう?
思い出すと、今も背筋が凍る
――それもきっと、明日わかることだろう。
明日の楽しみへと、刻々変化する。最初は『どうしよう』と泣きそうなほど慄いて、大道具制作への役割変更を希望するに至っていた主役の座も、マリさんの包容力ある演技指導で、いつの間にかトキメクほどの『楽しみ』へと変化を遂げていた。
――明日も、マリさんと一緒に舞台に立つから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます