第五回 パパと。イニシャルMさんと。


 ――カタカタと、机に向かい今日もまた。



 同じく午前。イニシャルMの先生と別れを告げて今お部屋。机に向かっている。


 小学生の頃から使っていた学習机とは別に、

 簡易的な机。だけど、カフェとかにありそうなお洒落しゃれな机。言うまでもなく椅子もセット。ガラス戸越しに受ける日差しと、そこから見える見慣れた景色が、執筆の作業を盛り上げている。PCの色とカーテンの色はピンク。……自転車の色もピンク。僕の女の子としての色はその三つ。パパが買ってくれたもの。


 僕は一人っ子。

 パパは、とっても優しい。……でも、やっぱり寂しい。お仕事で単身赴任。東の都にいる。この千里せんりの町から遠い処。今度は八月に帰ってくる。待ち遠しい。


 ゴールデンウィークの時に、

 パパと一緒に浪速なにわのマルチメディアの中心部へ。そこでPCを買ってくれた後、子供の日に因んで、専門的な玩具ショップで、宇宙服型のロボットのプラモデルも入手。


 我ながら、可愛くおねだりした。

 このエピソードの執筆が終わったら、組み立ての続きをする予定だ。



 ――とある小説サイト。これを機に『書く読む』……ネタバレかもしれないが、その名を告げる。『カクヨム』が、このサイトの名前だ。


 文字数の節減のためだ。悪く思わないでほしい。


 第一回目で、颯爽さっそうたる応援のハート。……秘密の多い年頃。その上、女の子には秘密も多くて、だから数も秘密なの。……って、屁理屈? あんまり関係ないか。


 イニシャルMさんのコメント。『りか頑張って。お友達も応援してるよ』


 イニシャルKさんのコメント。『りか、一緒に頑張ろっ』


 ……あのっ、それって『理科』も込みってこと?



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