いなくなってしまった図書係さん。

かなり遠い目をして、今これを書こうとしています。

小学校2年か3年のころです。

私の人生最大のモテ期はそのころでした。


人生で、あんなことは後にも先にもその時だけだったとしみじみ思い出す信じられない出来事の一つ。

それは、放課後の帰り道沿いにクラスメート男子の家があって、私が通りかかった時に3人の男子が王子様みたいに片膝を付いて、恭しく私の手にキスをしたりしてたことです。まるで、この中の一人を選んでくださいみたいな。。。


家に帰れば、毎日ではないにしても、入れ替わり立ち替わり男子が遊びにくるのです。そのくらいの年ごろはボーイソプラノだったりするので、母は女の子が遊びに来たのかと思ってドアを開けると、男の子だったってことがよくあったわね……などと言ってました。


かと言って、女子たちとも仲が良くて、あの時は毎日が本当に楽しかったです。


今でも不思議なのですが、当時のクラスメートの女の子たちと写ってる写真とか見ると、どう見ても彼女たちの方がかわいいのです。私はブゥッと頬を膨らませていたり、全然カメラ目線じゃなくて心ここにあらずのヘンなポーズしてたり、自由過ぎて「何考えてんだか」と呆れるような感じなのです。


それなのに、なぜモテたのか、その後もずっとナゾでした。あのころよもう一度! と、大人になってから何度思ったか。適齢期にモテた方が絶対におトクなので。。。


そうなんですよ、その後、モテグラフは緩やかに下降の一途をたどりまして……人生の一番大事な時に、思う人に思われず、思わぬ人に思われ、などなど、いろんなアレコレがあり、婚期も遅れました。。。(汗)


とまあ、一生に一度の超モテ期だったということでたま〜には自慢話(?)しても罰は当たらないですよね?

って話じゃなくて——。


書きたかったことは、この最大のモテ期に、まるで人気投票みたいになって当たってしまったのが、学級委員でした。


この前、カクヨム組とか勝手に言って、係とか勝手に決めさせていただいたりしましたが、この地味な私が一度だけ、その人生の手違いの時に、学級委員になってしまったことがあった!

という話をしたかったのでした。


その時は確か、男女一人ずつ選ぶってことだったんです。

で、学級会の司会とかするんですけど、私は能力がないのに間違って選ばれた人なので、すべて男子にお任せしてボーッとしてました。「静かにしてください!」だけ、時々言ってた気がする。


あとから担任が母に「みんなが投票した結果なってしまっただけで…(通信簿で良い評価が付くようなものじゃない??)」とわざわざ言ったそうです。

まさに、そういうことです。


***


話は少し飛びますが、カクヨム組にて図書係をお願いした栞屋ことさんが、何かの事情で転校してしまいました。ショックでしょんぼりしています。


皆さん、ことさんとはいい思い出しかないですよね。

忘れないでいたいですね。いま彼女が元気であることを願いながら、いつかまた戻って来てくれると信じていたいです。

きっと、ことさんなりのカクヨム日和を伺ってくれている、と思いたいです。


すばらしいカクヨム組の仲間だったことさん、再会を待ってますね〜♡


※私は少し、よいパターンも想像してみました。新婚さんだったので。。。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る