人見知り・恥ずかしがり屋・対人恐怖〜他の方のエッセイから

今日、いつも仲よくしてくださってる方のエッセイに、

タイトルのような言葉が並んでいました。


実は私、昔から人前で何かするのが大嫌いで、できれば目立ちたくないタイプです。

別エッセイ『「書く」と「読む」の、ほんの個人史』でも書いたことがあるけど、

弁論大会で発表者にされそうになった時も、自ら全力で阻止しました。


自分でも象徴的なことだったなと、今でも思ってるのは、

小学校でのクラス討論の時に、自分で自分の考えを言わず、

目立ちたがり屋の男子に陰でささやいて、発表させていたこと(黒幕!?)。

そういうヤツです。


幼稚園や小学1年の時はアホな子だったので、恥ずかしがる以前の問題だったけど、

高校3年くらいの時には、授業であてられるのもイヤでした。


また、そのちょっと前だと思うのだけど、容姿のことを言われたことがあり、

それ以来、人と向かい合った時に視線を合わせるのがイヤになりました。

見つめられると、この人も同じように思ってるのではないかと勘ぐってしまって。

軽く、対人恐怖だったと思います。


そして、大学に行くと、今度は周りの人たちがみんなすごく見えて、

自分を恥ずかしいと思い、あまり意見を言えなくなりました。

自分の意見なんて、自信を持って言うような価値すらないと思って。

なので、聞く方に回るのですが、視線を合わせなかったりもするので、

いっしょにいてもつまらない人間だったかも、って思います。

(それにしては、それなりに楽しかったし、友だちもいたのですが)。

好きな人とのデートでは、それで失敗しました(笑)。


会社に入るとますますそう思い、最初は苦労しました。

打ち合わせは、書類を見ながらすれば視線を合わせなくていいのですが、

イケイケタイプな人の多い会社だったので、あまり自分を主張せずにいると、

埋もれてしまうし、割を食ったりするのです。

だから、誰もやりたがらない地味な仕事(長文を書くような)が来たりします。


しかたなくそこで精進することで(仕事なので)、

気づいてみれば自分のポジションを築くことにはなったのだけど、

(このへんは、いずれ『「書く」と「読む」〜』エッセイに書こうかと)

人前で堂々と(かつ、感じよく)相手の目を見て物を言い、

やりたい仕事に手を挙げ、(感じのよい)ドヤ顔で成果を披露し、

さらに貪欲に地位を築いていくようなすごい人に、今でも憧れます。


ちなみに、ほかの方のエッセイのコメントにも書いたのですが、

視線を合わせないために、私はさりげなく相手の鼻先や口元を見てました。

それでも、視線を固定するのにはそれなりのエネルギーを使い、

けっこう疲れます。

二人ならカウンターに横並びか、角に90度に座るのがいい。

大人数になると視線については気にしなくていいけど、気遣いが増えて疲れるし、

自分のしゃべるタイミングはほとんどなくなるでしょう。

三人くらいがちょうどいいかなぁ。それか、四人。

五人になると、ちょっと身構えるかも。


そんな感じです。。。


さらにちなみに、初対面について——

私は人に興味があるので、よっぽど見たとたんに合わない!と思わない限りは、

相手を知ることにワクワクしてうれしいのです。

だから、自分であまり気づいてなかったのですが、

人見知りはあるんだろうと思います。

それを、相手の方が先に気づいて、いたたまれない思いをさせているような気がします。


でも、私はあなたを知りたい! この気持ちは本当です!!

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