成り果ててはいけない!

10月13日12:25、台風19号が過ぎ去ったところでは快晴とのこと。

うちの周りもなぜか快晴。ですが、今、通過中のところはまだ油断できませんね。

どうか、勢力が弱まって、今後のこれ以上の被害がないことを祈ります。


というところで…


昨日「成れの果て」という言葉をここで使って、

私って、ちょいちょいこの言葉使ってるかも、と思い当たりました。

そして、これが叔母から伝授されたことも思い出した。


その叔母と私は、一時期同居していたこともあったのだけど、

ご近所や親戚から「きょうだい?」と言われるくらい似ている。

話のおもしろい人で、ある時、自虐ネタが得意なんだなと私は気づいた。


よく、講演や何かの原稿を書く時に失敗談を積極的に披露すれば、

親しみと共感を持ってもらえて相手の心をつかめる的なことが言われるけど、

叔母の話がおもしろいのも、そういうことだったりするのかなぁと。


で、叔母は時々「成れの果て」という言葉を使っていた。

つまり、若い時はこんなことをがんばった、こんなところがよかった、

けれど、今、自分はこんなしょーもない状態に成り果ててる、という感じで。


かく言う私、若い時に自虐が(シリアス)過ぎて、二人の人から別々に、

「みさえと話してると、時々気が滅入る」と言われたことがあります。

たぶん、マイナスオーラを出し過ぎていたのでしょう。

相手をも引きずり込みそうな強い負のエネルギー、おそるべし。


関西では、自虐ネタで笑いを取ることは基本中の基本と聞いたことがあるけど、

もちろん私は笑いを取ろうとはしていない。

本心から、自分はダメダメだよなぁ…って思ってるわけで、

ボヤキとかグチとかの一種なんだろうな。

吐き出すことで客観して気持ちを整理するというか、発散してるというか。

確かに、周りからしたら迷惑かもしれない。


そして思うのは、たとえば、原作を曲げてまで、

映画をハッピーエンドにしたりすることもあるアメリカなんかでは、

「自虐」はどの程度ポピュラーなのだろうかしら?? と。

もしかすると、そういう文化?がなかったりして。

あまり、謙遜とかもしない印象があるし。

アメリカって、楽観、ポジティブ、イケイケ、自信満々なイメージだよね!?


私も、せめて、今やってること、やろうとしてることが、

近い将来「その”成れの果て”がコレなのよ〜」と自虐する対象にならないように

精進しよう! と、固く心に誓います!!


打倒、グータラ!!


(これもたぶん一時的な気の迷いで、舌の根も乾かぬうちにあちらのグータラエッセイをケロッと更新してる予感!?)

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