第123話



イーラは村に残してバーベキューの用意をするように指示し、特別編成部隊とともに町に戻ると、勇者一行2組と大量の騎士達が門の前にいた。


無駄だとわかっていたからか、クローノストの勇者は武器を装備していなかった。もしかしたら素手で戦うタイプなのかもしれないが。

そういや、アラフミナの勇者一行のパーティーメンバーが前と違う気がする。

前は女が1人だけだった気がするが、今は3人…顔は覚えてないから、どの程度変わったかは知らないけど。というかそこまで興味ないけどな。

でもコロコロ仲間を変えてるせいで強くなれてないとかならふざけるなって話だが。まぁいい。


そこにいた騎士団長っぽいやつに特別編成部隊の隊長が魔王を倒した旨だけ伝えて、俺たちは王城に向かった。


門の外にいた騎士や勇者たちは片付け作業でもあるのかついてはこなかった。


特別編成部隊と王城に戻り、クローノストの王族に報告をするとその場で金貨30枚を手渡された。

依頼額通りだから文句はないが、魔王軍まで倒してやったんだから追加料金をもらってもいいと思うんだがな。


まぁでもこの程度の依頼で金貨30枚はなかなかいいな。


この前無償で邪龍退治をしたばかりだから余計にありがたく感じる。


「アリア。今回はシチューが食べたい。だからレシピを作ってくれないか?それに必要な材料を買ってから村に行こう。」


前に定食屋でシチューがあったから、この世界にもシチューはあるはずだ。定食屋で出て来たときに名前を確認しているから間違いない。

ただ、アリアが作り方を知ってるかはわからないが。


「…はい。以前、リキ様が気にしていたので、ちゃんとレシピは調べてあります。」


さすがアリアだな。





「…アリア?…リキ様?」


少し離れたところからアリアと俺の名前を呼ぶ声が聞こえたから見てみると、女と目があった。


「あら?あらら?あらららら?」


わけのわからないことを発しながら近づいて来やがった。


なんだろうこの既視感…。


年齢は俺より少し上だろうか。

身長は俺より少し低いが、姿勢がいいからかぱっと見は同じくらいに感じる。

年相応な体つきというか、色気はないが出るところは程よく出ていて、しっかりくびれている。そんな体型がハッキリとわかる軽装の防具を身につけている。

腰には細身の剣…レイピアっていうんだったか?それを2本携えている。


長い金髪に青い眼、白い肌。そして整った顔立ち。


…格好からして冒険者なんだろうが全く知らない。見たことないはずだ。

それが俺の名前を聞いて近づいてくる?…嫌な予感しかしない。


それに清楚系美女ってやつか?

なんかプライド高そうであんま近寄りたいタイプではないな。面倒そうだし。



無視して南西門側の市場に向かおうとしたら、肩をがっしりと掴まれた。

結構握力あるなこいつ。


「さすがに無視は酷いんじゃなぁい?」


「俺に用だったのか?悪いがお前みたいな知り合いはいないから、人違いだろ?じゃあな。」


肩を掴んでる女の手を払って進もうとしたら、また掴まれた。


「んだよ。ウゼェな。」


「あなた、“少女使い”でしょ?なんでこんなところにいるのかしら?」


やっぱり二つ名なんて持つとめんどくせぇな。

もし俺に二つ名を付けたやつに会ったら1発殴ろう。


「お前に関係ねぇだろ。」


「いいじゃない、教えてくれたって。確か数日前に予定されていたアラフミナの魔物退治の依頼主兼参加予定者と聞いていたのだけど、なんでここにいるのかしら?」


なんでそんなことまで知ってんだよ。


「ウゼェな。依頼されたから来ただけだよ。」


女は目を細めた。


「アラフミナからここまで来るのにとても急いでも3日はかかるのに、今ここにいるってことは〜…もしかして魔王関係の依頼かしら?」


「そんなに詮索してくんじゃねぇよ。ウゼェな。」


女は目を細めたまま、頰を膨らませた。


「さっきから先輩に向かってウザいを連発して、酷くない?」


そりゃ大抵の冒険者は俺より先輩だろうが、関わりないやつに先輩面されてもな。


「見ず知らずのやつに詮索されてんだ。ウザいと思うのが普通だろ。というかお前誰だよ?慣れ慣れしいけど会ったことあったか?」


「え?私を知らない?」


「知らねぇよ。アリア。俺ってこいつと会ったことあったか?」


「…会ったことはありません。ですが、たぶん“戦乙女”さんだと思います。」


念のためアリアに確認を取るがやっぱり会ったことはないみたいだ。

イクサオトメなんて名前のやつも聞いたことねぇし。


「やっぱり聞いたこともねぇわ。」


改めて女に向き直って答えると、女は崩れ落ちた。


「5人しかいないSSランクの内の1人である私を知らないですって!?…しかも“戦乙女”という二つ名すら聞いたことないなんて…。」


戦乙女って二つ名だったのね。

まぁどっちにしろ知らねぇけど。


「SSランクってなんのこといってんだ?」


「もちろん冒険者ランクのことよ。」


女は人魚みたいなポーズのまま顔だけ上げて答えた。


「は?冒険者ランクの最高ってSランクじゃなかったか?」


俺の発言を聞いた女はニヤリと笑い、立ち上がった。


「ふっ。情報が遅いわね!冒険者ギルドでのランク制度が変わったのよ!そして私は明日からSSランクとなるの!」


…。


「明日からってことはまだSランクじゃねぇか。」


「世界中の冒険者ギルドにて掲示されるのが明日というだけで、実質私はもうSSランクなのよ!Aランク以上のほとんどの冒険者には既に連絡がいってますしね。」


ならFランクの俺が新しい制度を知らなくてもなんら不思議じゃねぇじゃねぇか。


「…制度が変わったというのは何が変わったのですか?」


俺が冒険者になったのは身分証を作るためだけだったから特に興味はなかったが、アリアが興味を持ってしまったようだ。

しゃーない。付き合ってやるか。


「あら?もしかしてあなたがアリアちゃん?ずいぶん可愛いわね。お姉さんがわかりやすく教えてあげるわ。」


こいつは俺だけじゃなくアリアまで知っているのか?

警戒する必要があるかもな。


セリナを見るとそれだけで警戒する旨が伝わったようで、コクリと頷いた。

最近はアリアだけでなくセリナまでいわなくてもわかってくれるようになってきたから楽だ。


視線を女に戻すと今はアリアに視線がいっているが、間違いなくこっちを見てやがった。

俺の観察眼が視界の隅で戦乙女が目をそらすのが見えたからな。


何を企んでるのか知らねぇが、気をつけねぇとな。




女がアリアにした話をまとめると、今まで最高ランクだったSの上にSSランクが作られたそうだ。

正確にいうともともとあったそうだが、SSランクは冒険者ギルド創設時の英雄1人しかなっていなかったから、時間とともになくなったとか。


それをまた復活させて、今回は5人だけそのSSランクに選ばれたらしい。


その1人がこの女。

他にはクランも含まれてたな。

あとクランのとこのグループのリーダーとケモーナ最強の戦士。

あと黒薔薇の棘のリーダー。


ということはこの女はクラン並みの化け物なのか?

なおさら関わりたくねえな。



あと変わった点は今まで仕事を規定数こなせばSランクになれてたのが、Sランクには試験を受けて合格しなければなれないことになったらしい。


理由は最近Sランク冒険者が亡くなることが多いから、実力がない者をSランクにさせないためだとか。

ただ、Sランクが一気にいなくなるのもギルドからしたら困るから、現在Sランクの者を降格させたりはしないらしい。


こんな裏情報まで俺らに教えていいのかね。


ちなみにSSランクになるためには冒険者ギルドから認められたうえで試験を受けて合格しないとなれないらしい。


ちょっと自慢気に話しててウザかった。


ただ、自身のランクの上下一つまで依頼を受けれるってのは変わってないから、Sランクのやつが自己責任でSSランクの仕事を受けること自体は可能らしい。

あくまで自己責任でな。



「それで、私はここまで話したのだから、あなたも教えてくれるのよね?」


まぁそうくるよな。


お前が勝手に話したんだろってのは、今回アリアから聞いてしまった時点で使えねぇしな。


まぁさっきの話の中で知ったが、こいつは“乙女の集い”のリーダーらしいから魔王のことは聞いてるはずだ。

なら話しても別にいいだろ。


そもそも口止めなんてされてねぇしな。


「お前が最初に聞いてきた通り、魔王の討伐で呼ばれただけだ。」


「へぇー。勇者が2人も集まっているうえにここは冒険者の町なのに、アラフミナにいたFランク冒険者のあなたをわざわざねぇ。」


こいつのこの顔ムカつくな。


「たまたま今回の魔王との相性が良かったとかだろ?これで満足か?」


「あなたの仲間の可愛い娘ちゃんたちが強いからなんじゃないの?」


こいつは何がしたいんだ?

詮索か?挑発か?それとも本当はただの馬鹿なのか?いや、それはないだろう。


「そうかもな。じゃあな。」


進行方向にいる女を避けて先に進もうとしたら、また肩を掴まれた。


なんなんだよ。


「あなた自身が見下されてるのに怒らないのね。」


「あ?怒ってほしいのか?マゾ野郎。」


べつに俺は自慢できるほど強くねぇし、そもそも周りにどう思われようと興味がない。


そりゃああからさまに馬鹿にされりゃムカつくが、仲間が強いといわれて怒る要素なんかないだろ。


「イヤん。怖いわ。」


「本当にもう通してくれねぇか?お前の冗談に付き合うほど暇ではねぇんだよ。」


なんかこいつに警戒して余計な神経使っているせいか、異常に疲れた。


早く材料買って村に行って飯食って寝たい。


「そうよね。これから魔王との戦いの準備をしないといけないものね。でもあなたが魔王討伐に行くのなら、私も付いて行こうかしら。」


「は?」


何いってんだ?こいつ。


「べつに付いて行くくらいいいじゃない。邪魔なんてしないわよ。むしろ支援魔法を使える仲間を連れて行くから役に立てると思うわよ。」


なんか俺の反応を勘違いして捉えてやがるな。


「ちげえよ。もう魔王の討伐は終わったよ。情報が遅えな。」


さっきの仕返しではないが、ついつい同じセリフを返してしまった。




「………………………………え?」




「情報が遅えな。」



これはあえてだ。



「…あなたが倒したの?」


「我じゃ!」


「…え?」


サーシャがすかさず話に入ってきた。

というかサーシャが頼んできたから譲っただけで、あんな雑魚魔王を倒したくらい自慢することではねぇだろ。


「サーシャは黙ってろ。もうこれでお前からもらった情報分は話した。じゃあな。」


呆然としている女を放置して市場に向かうと、背中に寒気がした。

振り返ると女がレイピアの柄に手を置いていたが、俯いているせいで表情までは伺えなかった。


「やっぱりあなたはいたいけな少女を奴隷にして無理やり戦わせているのね。」


顔を上げた女の目には殺気がこもっているようだった。

実際殺気なんか目で見えるもんじゃないが、そう感じるほどの睨みだ。


というかこいつはこんな町中で剣を抜く気なのか?


まぁ俺に敵意を向けるなら殺す…といいたいが、そういやこいつはクランと同レベルの化け物なんだったか。

逃げた方がいいかもな。


俺の観察眼が危険を知らせてきたし。


最初に見たときから強いだろうとは思ってたが、ここまでとはな。

逃げるのも難しそうだ。



しゃーない。衛兵がくるまで頑張ってみるか。


腰のガントレットを装着すると、女と俺の間にセリナが立った。


「ちょっと戦ってみてもいい?」


何いってんだ?


「やめとけ。死ぬぞ?」


「無理だったらすぐ下がるから…ダメ?」


セリナがこんなこというのは珍しいからいいか。

セリナはまだ身代わりの加護を持ってるしな。


「しゃーねぇな。無理するなよ。セリナに死なれたくないからな。」


「ありがとう。大好き♪」


調子のいいことをいうようになりやがったな。

どこでそんなこと覚えるんだか。


「こんなときまで奴隷の娘を使うのね。これだから男は嫌いなのよ。」


女がわけのわからないことをいいながら、レイピアを1本抜いた。


周りの人間は俺たちから距離を取りながら見ている。

いや、見世物じゃねぇから。早く衛兵さんを呼んでこいよ。


「お嬢ちゃん、退いてくれないかしら?今その男を殺すから、そしたら自由になれるのよ?」


「それは困るにゃ〜。それにリキ様にここで死にゃれたら、たぶんこの国はにゃくにゃるよ?」


何をいってんだ?頭大丈夫か?

俺は死んだら爆発するような仕様にはなってねぇぞ?


「どうやら洗脳されてるって噂は本当のようね。でも大丈夫。すぐに解放してあげるから。それまで眠っていてちょうだい。」


そんな噂まで流れてるのか。

さすがに洗脳のスキルは持ってねぇよ。


女が凄い速さで間合いを詰めながら、レイピアでセリナに突きを仕掛けた。


その突きをセリナは左手のクナイで流して右手のクナイで切りかかった。


というかなんでクナイを使ってんの?

まぁ使うために作ったのだから使っておかしくはないけど、化け物相手に本気を出さないって馬鹿なの?


その後も攻防が続く。


本気を出さないって馬鹿なの?って思ってたが、馬鹿なのは俺だった。


セリナは少しでも速く動くために短剣ではなくクナイを武器として選んだようだ。


セリナがそういう選択をしなければ相手にならないほど、女の剣速は速かった。正直、何度か剣先が見えないときがある。


手の動きとかである程度の予測はできるからなんとか避けれるだろうが、速いな。


でもこれだけはいえる。


もしこれが本気なら、この女はクランほどの強さはない。


所詮は最高ランクがSSまでしかないから同じランクなだけって感じだな。



セリナが攻めきれないってのは凄いけど、相手も一度もセリナに攻撃を当てられてない。


そんなことを考えていたら、女がセリナの攻撃を弾いて、一度距離を取った。



「その娘があなたのパーティーで最強のようね。その娘が倒れればあなたの絶望した顔が見れるのかしら?」


相変わらずわけのわからないことをいいながら、もう1本のレイピアも抜いて、二刀流となった。


これはヤバいかなと思ったら、セリナが笑って影に潜った。


そういやアリアも支援魔法とか一切かけてやっていないってことはセリナの方がSSランクのやつより強いってことか?

嘘だろ?


「…“戦乙女”さんが最初から本気を出していたり、冷静であったならセリナさんに勝ち目はなかったと思います。ですが、もう仕込みが終わっているセリナさんに気づけないほど冷静でない“戦乙女”さんは次で恥をかくことになるでしょう。それでリキ様も許してあげてください。」


アリアが俺の隣で解説してくれたが、どういうことだ?


俺がアリアにどういうことかと聞く前に女は動いた。


何を考えているのか、セリナが立体化させた影に向かって。


影に対して何撃かを浴びせた後にレイピアを横に払った。


そこで一瞬女の気が抜けたように見えた。余韻にでも浸ってるのか?


その一瞬のうちに女の背後の影の中から現れたセリナが黒龍の双剣を数振りし、女に気づかれる前にまた影に戻った。


そして俺の側の影からニュルッと出てきて隣に立った。


女は影を倒して満足したように勢いよく俺の方に向き直った。


ガシャッ。


「あなたの最強の奴隷はこの通り…よ?」


女は俺の隣のセリナを見て驚いた顔をした。


女は自分が倒したセリナの影を見るが、もちろんそこにはもう影はない。


あるのは勢いよく俺の方に振り向いたせいで落ちた女の服だけだ。

女は理解が追いつかなくて首を捻っている。


ちょっと哀れだ。


セリナもなかなか酷いことをするな。




どうやらセリナはあの一瞬で服や防具のつなぎ目を全て切ったみたいだ。

あのときだけクナイではなく黒龍の双剣を使ったのは防具を切るためかよ。えげつねぇ。


かろうじて下着は切られてないのがせめてもの救いか。

目立つ傷もないしな。




つまり、目の前には下着姿の女が首を傾げて立っている。




観客の男性陣は喜んでるな。



あっ、自分が服を着てないことにやっと気づいたみたいだ。

蹲って体を隠そうとしてる。



「どう?面白かった?」


セリナがキラキラした目で俺を見ている。


「最初からこれがしたかったのか?」


「違うよ〜。最初は自分がどのくらいまで通用するのか知りたかったんだけど、あの人本気出してくれにゃいからさ〜。それで戦いながらリキ様に喧嘩売った罰は何がいいかにゃ〜って考えてて思いついたからやってみたら上手くいったの。」


凄いでしょ〜といって頭を近づけてきたから撫でてやったが、なかなかえげつねぇわ。


「…自業自得です。」


アリアもご立腹のようだな。


俺に敵意を向けたとかなんかどうでもよくなってきたな。これがアリアとセリナの狙いなのかもしれないが、この女を哀れとしか思わない。


ヒトミとサーシャとウサギも「リキ様に喧嘩を売るからだよ。」とか「馬鹿だな。」とかいっている。


…。




「…衛兵がくる前に行くか。」


「「「「「はい。」」」」」


さっきは早く衛兵来いとか思ってたけど、今はもう会いたくないからな。



「ちょっと!私をこのまま置いてくの!?」


無視して行こうと思ったが、自分で新しい服を出さないってことは出せないんだろうな。


なら迷惑料を取っとくか。

たぶんこいつ金持ってるし。


サイズ的にはセリナの服ならギリギリ入るか?

いや、難しいな。


ってことは俺の服しかねぇか。


てきとうにシャツとズボンをアイテムボックスから取り出した。

二つ合わせても確か銀貨2枚か3枚くらいの値段の服だ。


「これでよければ金貨10枚で売ってやるけど、いるか?」


「………え?嘘よね?」


信じられないって顔をしてるな。なんか最近よくこの顔を見る気がするが気のせいか?


「嘘じゃねぇよ。べつにいらねぇならそれでもいいけど、シャツが金貨5枚でズボンが金貨5枚の合わせて金貨10枚だ。片方だけで売ってもいいけどどうする?」


「…………………。」


めっちゃ悩んでるな。


「…買います。」


悩んだ結果、買うことにしたみたいだ。

まいどあり。


女が手のひらを上にあげて出してきたが、俺も同じく手のひらを上にあげて出した。


「金が先だ。」


2度目の信じられないという顔をされたが、落ちた服から巾着袋のようなものを探し出し、その中から金貨10枚を取り出して払ってきた。

アイテムボックスがないと不便そうだな。


俺がシャツとパンツを差し出すと奪うように取られ、いそいそと着はじめた。


着終わったらまた面倒なことになりそうな気がするな。


「走るぞ。」


いうが早いか俺が市場に向かって走り出すと、アリアたちもちゃんとついてきた。


「ちょっと!待ちなさい!」


後ろから制止の声がかかるが、まだ着終わっていないようで追ってはきていない。


だから無視して市場に向かった。

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