短い物語なのに、雰囲気があって濃厚で読んでいる人を引き込んでいく魅力がある作品だと思いました。日中にはなんの変哲のないものが、夜中に目が覚めてフッと見るとすごく恐ろしい…そんな不気味さがある作品です。でも同時に少し切ない。応援コメントに作者さんは高校生だと書いてらっしゃる方がいましたが、本当ならすごいセンシティブな感性です。才能とはこういうことをいうんだなと思います。