261カオス Web小説ならではの特徴とか


 わたしがカクヨムをはじめて、そろそろ五周年になります。そして、もっぱらカクヨムで書くようになってから2年くらい経ちます。こうして書いてみると、結構古株ということになりますね。自覚はありませんけど。


 古株からは芽が出ないんですかね(笑)



「ネットと文芸 新たな荒波に挑む令和の戯作者たち」

 https://www.jiji.com/jc/v4?id=20210603netbungei0001


 こんな記事を読みました、

 内容は、Web小説が盛り上がっています。◯◯というヒット作も出ています。Web小説は、一般の文芸作品とこういう点で異なっています――というようなところ。文中、カクヨム にも言及されていて、とても興味深いです。


 Web小説ならではの特徴として、わたしごなるほどと思ったのは、


① 閲読ランキング、ページビューを気にするあまり、創作活動に迷走する作家も少なくない。


という部分とか。


 まったくそのとおり。迷走します。わたしも絶賛迷走中(笑)PVを気にすると、自分の書きたいものが書けなくなってしまうという危険性と常に背中合わせです。


「書きたいこと」と「評価されること」がきれいに重なっているという幸運なWeb作家はひとにぎりなので、「純粋に自分のやりたいものに打ち込んでいく」ことが大切だと思いました。


 あと、


②『わしが育てた』。そんな思いで読者からの支持が広がっています。


とか。


『わし』という、年寄りじみた一人称はどうなんだと思わなくもないですが、なるほどそういう気持ちになるものかもしれません。


 わたしの作家さんが書籍デビューしたとか、コンテストで大賞を取ったとかそんなことがないので、まだわかりませんが、いつも読ませてもらってる作家さんの作品がデビューできたら、


 ――こんなに立派になって……。


とか、我が子を送り出す親のような気持ちになるのかもしれません。


 それから


③『この作品を、いろんな新人賞に出したけれど、1次選考にも引っ掛からなかった』


というのは、Web発の小説家としてデビューした人が、一般公募に落ち続けていた作品をWeb小説のコンテストに投稿したら、評価されてデビューできた――という話なのですが、こうした一般公募からの流れ込みが強まると、わたしのような底辺作家はいよいよ陽の目を見られないです(爆



②のわしが育てた――なんですが、作家側でも、読者に「育ててもらっている」感覚を得られるのがWeb小説のいいところです。ほんとうに感謝しています。今日もわたしがこれを書いてられるのも、PVをいただける皆さんのおかげです!


 ネットのない時代は、なんの反応も得られず。ひとりで書いていたからすぐ書けなくなってしまっていました。応援やコメントがいただけるのは、それだけですばらしいことモチベーションの種です。


 読者の方は、わたしの小説に限らず読んだらハートマークをぽちっと押してあげてほしいと思います。それだけで何人のWeb作家のやる気を奮い立たせることができるか! よろしくお願いします。


 

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