254カオス 本屋さんにて

 きのう、仕事帰りに本屋さんへ立ち寄り、「今月の100分de名著は、三島由紀夫だったよなー。ビデオに溜めてるけど、見れてないよなー」と考えながら、NHKテキストの棚を見ると、6月の100分de名著のテキストが――


「おおっ。『華氏451度』か!」


 足が止まりました。


 仮にもを自称するわたしですから、レイ・ブラッドベリの『華氏451度』は知ってます。ディストピア小説の古典らしいですよね。


 ……。

 知ってるだけじゃなくて、読めよ?


 何度か読もうとしたんですけど、途中で挫折したまま放置してます(汗)


『華氏451度』は、「100分deメディア論」のなかでも、高橋源一郎さんが取り上げてましたし、今回のテキストでどう解説されるのか、すごく興味があります。


 とかなんとか考えているうち、すぐそばに今年の一月に放送されていた「100分de萩尾望都」が書籍化された本が平積みになっているではないですか。


「100分de萩尾望都」もめちゃくちゃ良かったので、この本も買いたいなあ。


 萩尾望都さんといえば、最近『一度きりの大泉の話』という回顧録を出版されていて、この本が一部のコアな少女漫画ファンのあいだで衝撃をもって読まれているらしい。


 ここ数年、萩尾望都さんという人に興味があるわたしは、この本もめちゃくちゃ読みたいんですよね。となりの棚に平積みになってました。


 どれを買おうかな。

 悩んでるといつまでも買えない性格なので、ここは3冊とも買ってしまうか。悩んだ挙げ句、きのうは買わなかったのですが、きょうもそのことで悩んでます。


 堂々巡りやないかい!



【追記】

 結局、きょうの帰り、本屋さんで「100分de萩尾望都」の書籍版、『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』を買って帰りました。いまから読むぞー。

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