こんにちは。
いろいろな考え方があると思いますが、読み聞かせ自体については、私はどちらかというと肯定的に捉えています。絵本の読み聞かせは紙芝居と同じジャンルというか…大人でも朗読を聴くことがあるように、黙読と違う楽しみ方を提供してくれるものなんじゃないかなと。実際、自分で本が読める子でも、わざわざ「読んで」と本を持ってくることもありますから…。
とはいえ、子どもさん本人がつまらないと思っているのに、強制的に付き合わされているのなら問題ですよね。読み聞かせ会のようなものでは、その場を離れる自由は保証してあげてほしいかも。
作者からの返信
あ、岡本さんも読み聞かせ肯定派ですね。わたしなようなのは少数派なのかなあ。
なんといえばいいのか、読む方も聞く方も同じ目線に立って、本の内容を双方楽しく読んだり聞いたりする分には、なんの抵抗もないんですけど。
「子どもたちのために」っていう視線が入ってくると、わたしはダメですね。
――イヤイヤ、おれたち大人はそんなにエラくないし。
と思ってしまう。読み聞かせするんなら、「わたしのお気に入りの話を聞いて欲しいんだけど、聞いてくれる?」っていうスタンスでやってほしい。もちろん、子どもたちが気に入らなければ聞かせたりしないというやり方で。
あははっ!
まあ、考え方は人それぞれですよ。
では、小学校で読み聞かせのボランティアをしていた私からひとこと。
子どもたちが楽しんでいる場合は、多めにみてくださいよ。
読み聞かせしていると、本当に子どもたちの眼がキラキラしてるんですよ。
まさに、ドキドキわくわくな感じで。
一冊終わると、次これ読んでーとリクエストがきます。
で、読んであげると集中して聞きます。
でも、やはり中にはつまんなそうにしてる子もいますよ。そういう子は、たいがい途中でどっかいきます(笑)
読み聞かせは絵本の良さを広めるというよりも、コミュニケーションと私は思ってます。
本を通して、子供と大人が感情をやり取りする。終わったあと、こっちが感想を聞かなくても、楽しかったとか、こわかったねーなど、子供の口から、感情がポロポロこぼれます。
まあ、中にはつまんねーっていう子もいますよ。
でも、それも、感情ですからね。
否定はしません。
何事も押し付けはいけません。
藤光さんも、読み聞かせに遭遇されたら、おばさまではなく子どもたちの顔を見てみてください。
耀いていたら、コミュニケーションがある会なのかなと。
反対につまんなそうな顔の子が多かったら、本を押し付けられてるのかもしれません。
作者からの返信
おー。
澄田さん、読み聞かせのボランティアを? だったら気分を悪くさせてしまったかな。
すみません。
個人的な感想であって、一般的にそう思われているとか、けしからんというつもりはありません。
ボランティアの皆さんや、それを聞いている子どもたちを否定するつもりはありません。それを聞いてると、やな気分になる奴がいるということを書いておきたかっただけです。
読み聞かせに目が輝かない子も、本や物語が好きなんだということを知ってもらえたらいいです。
そもそもボランティア精神って「偽善」っぽくて私も好きじゃないですね。
東京のとある機関で「読み聞かせボランティア」と高齢者の生きがいについての研究をしていた友達に話を聞いた時も言ってました。
マスコミが取材にくると、「なぜ〇〇さんが取材されて、私が取材されないんだ」と怒る方が必ずいるそうなんです。そういう意味でやっているのではないのにねって言ってました。
学校でも読み聞かせボランティア募集していますが、到底手を上げることなんてできないですね。読み聞かせは親がやればいいと思うんですけれどもね。
作者からの返信
>マスコミが取材にくると、「なぜ〇〇さんが取材されて、私が取材されないんだ」と怒る方が必ずいる……
まさにそれ。
わたしがボランティアの向こう側に見てしまうのは、それ。「じぶんは良いことしてる」っていう意識が拭えてないから、そういう発言になる。
親が子に無償で読み聞かせても、取材されないでしょう? それは当たり前だからですけど。他人の子にその「当たり前」ができるからボランティアは尊い行為のはずですよね。