226カオス モチベーションを上げたいとき
上げたいとき、なんていってる場合じゃないです。
モチベーションは常に上げておきたい。でないと書けない。
どうやってモチベーションを上げるか? いろいろあるんだと思うのですが、いちばんいいのは、「いい小説」を書くことだと思うんです。決して「PVをかせぐことができそうな小説」を書いちゃだめですよ。そうでないと、読んでくれる人をPVをかせぐ道具のように考えてしまうWeb作家になり果ててしまいますからね。だめだめ。
それはだめだ。
カクヨムで書く場合、モチベーションの源がお星さまやハートであることは間違いありません。痛いほど分かりますよ。
いまでこそ必ずといっていいほど、読んでくれたり、ハートを付けていただけると信じられる(フォロワーのみなさんのことです。いつもありがとうございます!)わたしですが、一年半ほど前までは、エッセイ・創作論以外は、書いても書いてもゼロPVが続いていましたから、ひとつのお星さまをもらう難しさは骨身にしみて知っているつもりです。
だから、Web作家のひとりひとりが、ひとつのお星さま、一行の応援コメントにどれだけ飢えているかも分かりすぎるほどわかっています。そして「PVを追うな」というのが、どれだけ難しいことかということも。
でも、小説が好きで書いているのなら、小説に愛情があるのなら、カクヨムのPVに迎合するような小説を書いちゃだめです。あなたの好きな小説をPV回収の道具にするようなことをしてはだめだ。
PV=承認欲求を満たすことが好きなのか、小説そのものが好きなのか。
カクヨムが自身の承認欲求を満たすための場所だと考える人が、一生懸命PVを集め、☆を集めることを躊躇する理由はまったくないと思います。まったく正しい行為だ。
でも、すばらしい小説を読んで感動し、じぶんもすばらしい小説を書きたいと思って書いている人は、PVや☆を集めるための小説を書いちゃダメなんですよ。結局はじぶんのためにならないですよ。
小説を書く動機は、さまざまあると思うけれど、いちばんは「理解してもらいたい」という衝動だと思う。これも、前にも書きましたけどね。小説を書くのは楽しいけど、書いたものが読まれないのは悲しくて辛い。「PV教」に入信してしまう気持ち、分かるなあ……分かり過ぎる!
でも、たくさんのPVを集めることより、少人数であってもじぶんの理解者を得ることの方が重要です。
わたし、フォロワーさんたちとのあいだで、お星さまのやりとりをあまりしないでしょ。
「藤光のやつ、☆をあげたのにお返しねーのかよ!」
お星さま目当てでわたしをフォローしてくれる人も一定数いると思うのですが、スルーしているのはそういうわけなんです。PV教は信仰していないのです。盲目的にフォロワー同士で☆の交換をする行為は、じぶん自身に対する裏切り行為だと思ってます。
わたしがお星さまを付けるのは、「☆をくれてありがとうごさいます」とか「いつも読ませてもらっています」という意味ではありません。「こりゃすごい。わたしも見習いたい」という作り手目線でお星さまを付けています。それが同じカクヨム作家さんに対するカクヨム作家・藤光としての礼儀だと思うから。
繰り返しますが、お星さまのやり取りを否定しているわけではありませんよ。
それがhappyなんだという人は、どんどんやるべきです。なぜなら、カクヨムは文章を媒介にして、人と人とがつながり合い、お互いがハッピーになれる場所です。なににハッピーを感じるかはひとそれぞれなので、規約に反しない限り、ハッピーを追求する権利があります。
ただ、モチベーションの維持をPVに頼るべきでないと、そう考える人もいるという話でした。いやー、朝から駄文を失礼しました。
☆☆☆
と、まあ、自身に付いた☆を自ら剥がしにかかるようなことをエッセイに書いてしまいましたが。なぜか? わたしのモチベーションが上がらないのです(笑)KACが終わり虚脱状態です。
そこでこれを読んでくださっている方にお願いがあります。
わたしに「お題」を下さい。
おひとかた、1つでお願いします。多数集まった場合は、早いもの勝ちで3つまで小説の「お題」とさせていただきます。三題噺というやつです。ただし、その言葉の解釈はわたしの自由にさせてください。
相互に三題噺をやろういうわけではありません。
一方的にわたしが、小説を書きます。そうさせてください。
5日の午後11時59分までの間に、応援コメントか近況ノートに書き込んでください。12日の朝までに、短編に仕上げようと思います。ひとつもお題が集まらないと流れますが……。
藤光をからかってやれ――という人はぜひ。
【追記】
うれしいことに、1時間もしないうちに、3つのお題をいただきました。
みなさんありがとうございました。
いまから、とんち小僧・一休さんのように考えたいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます