224カオス ドラゴンクエストを語る
KACに力を入れすぎて、エッセイを書かないうちに「書きたい圧」が高まってしまい、ヘンなことを書いてしまいそうです。今日は、そんなヘンなエッセイ第一弾――ドラゴンクエストとわたし。ドラゴンクエストを知らない人はスルーしてください。じゃ、いってみよっ。
1986年『ドラゴンクエスト』
当時、わたしはファミリーコンピューター(以下「ファミコン」)をもっていなかったので、MSXユーザーの友達からMSX版の『ドラゴンクエスト』を借りて遊んだ記憶があります。
その友達の名は忘れてしまったのだけれど、『ハイドライド』や『魔城伝説』なんかも貸してもらって遊んだなあ。楽しかったなあ。
1987年『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』
わたしが遊んだのは、これもMSX版の『ドラゴンクエストⅡ』だった。wikiで調べるとMSX版の発売は1988年。
これは買うべきか、買わざるべきか、パソコンショップでさんざん悩んだ末に買った記憶があります。結果は、大正解。わたしにとって一番面白かったドラクエは、この『ドラゴンクエストⅡ』。
1988年『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』
徹夜の行列、ゲームを狙った強盗、悪質な抱き合わせ販売などなど、社会現象を巻き起こした伝説のゲームソフト『ドラゴンクエストⅢ』。わたしはファミコンをもっていなかったので、リアルタイムで遊ぶことはできませんでした。
ブームも落ち着いた頃に、弟が手に入れた中古のファミコンで遊んだ記憶があります。わたしは大学生になっていて、ヒマなのものだから、ずっとドラクエをやってました。
1990年『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』
ファミコンユーザーとなっていたわたしは、発売されてすぐに買いました。それで、なんだか大人になったような気分がしました。
『ドラゴンクエストⅣ』は、これまでと違ってストーリー性が高く(自由度が低く)、わたしには物足りなかったですね。それぞれのキャラクターの物語に容量を取られ。勇者の物語が相対的にボリュームダウンしたように感じられたのを覚えてます。
ただ、BGMは『Ⅳ』が最高です。すぎやまこういちさんがいい仕事しています。繰り返します。『Ⅳ』のBGM最高。
1992年『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』
スーパーファミコンに舞台を移して発売された『ドラゴンクエストⅤ』。主人公が少年から大人になり、結婚して子供も生まれるというゲームなのに大河ドラマという野心作。でも、自由度が低かったし、同時期に発売された『ファイナルファンタジーⅤ』に比べてグラフィックがしょぼいため、わたしの評価は低め。
主人公の花嫁を選ぶイベントでは、ぜったいビアンカを選びますよね? えっ、フローラ?
1995年『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』
就職して関東にいましたね。独身寮でこのゲームを遊んでました。
『Ⅴ』から大幅にグラフィックが強化された『ドラゴンクエストⅥ』。自由度の高いシナリオ。これぞわたしが待ち望んでいた『ドラゴンクエスト』の発展形でした。文句なしの大満足。『ドラゴンクエストⅢ』の正常進化形ロールプレイングゲーム。
2000年『ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち』
快適じゃなかった。十分『ドラゴンクエスト』として面白いのだけれど、ずっとROMカートリッジで遊んできた感覚からすると、プレイステーションのCD-ROMはまどろっこしかったように思います。シナリオもやたら長かったように記憶してるんです。グラフィックも、もうちょいなんとかならんのかと思うし、印象の薄い一作。
2004年『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君』
プレイステーション2の性能を生かし、フル3Dで描かれたドラゴンクエストの世界は衝撃的でした。はじめて『ドラゴンクエスト』を遊んだときのような感動を味わいました。当時遊べて本当によかった。いまでも『ドラゴンクエストⅧ』はすごいゲームだと思っています。
2009年『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』
このころ結婚して、奥さんに隠れて遊んでたなあ。
任天堂にドラクエが帰ってきた。でも、ニンテンドーDSで『ドラゴンクエスト』は難しいんじゃないか? よく頑張って作ったとは思うのだけれど、もつと高性能なゲーム機で発売した方がよかったんじゃないか。『Ⅸ』については、不満じゃないけど、不思議に思います。
2012年『ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族』
オンラインゲームはやっちゃダメと、死んだおじいちゃんの遺言です(嘘)
2017年『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』
『Ⅹ』を遊んでいないので、ひさしぶりに遊んだ『ドラゴンクエスト』。ただ、わたしはプレイステーション4なんて高級ゲーム機はもっていないので、ニンテンドー3DS版で遊びました。フル3Dのプレステ4版で遊びたかった。
内容は、すごいの一言。ドラゴンクエストシリーズのまさに集大成といっていいゲームに仕上がってます。長大で意外性も満点のシナリオは、自由度を損なわないという絶妙のゲームバランスで、ずっとドラクエを遊んできたわたしも、感心するしかない出来栄えでした。
くどくどと2000文字もドラクエについて書いてしまいました。
これでちょっとはスッキリするかもしれません。
わたしのフラストレーション解消に付き合ってくださったみなさん、ありがとうごさいました。ようやくKACの呪いから復活できそうです。ではでは。
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