222カオス 誠実さを欠いた話

 おはようございます。KACのネタを考えつづけて、ゾンビのようになっている藤光です。9つめにはまだ手を付けていません。書けるんだろうか……KACでネタを出しすぎて、脳みそがスポンジみたくスカスカになってきているのを感じます。


 エッセイに回すエネルギーがほぼないので、しょうもないことしか書けませんが、小説よりエッセイの方を読みに来ていただく人が多いので――これもネタとしてKACに描きましたね――こちらも頑張ります。


 先月、わが家のインターネット環境を変えたことを書きました。

 繰り返すと、従来は、auのモバイルルーター経由で、わが家はインターネットに繋がっていたのですが、電波状態が悪いので、NTTのフレッツへと回線を変えて、インターネットの接続が安定した。これからはパソコンでカクヨムできるぞ――というようなことを書いたのでした。


 契約のあれこれあるなかで、モバイルルーターは今月解約することになりまして、先日、auショップの来店予約のサイトにルーター解約のための来店予約を入れたわけです。


 ――めんどくせーなー。予約いれないといけないのかよー。


 と思いながら。


 すると翌日、仕事しているわたしの携帯が鳴るじゃないですか。見知らぬフリーダイヤルの番号です。


「もしもし」

「こちらは藤光さまの携帯電話でしょうか」

「そうですけど」


 auからだった。


「お使いのiPhone、使い始めて何年もたっておりますが、機種変更をお考えでしょうか」


 考えてない。というか、平日の昼日中、自宅の固定電話ならともかく、営業をかけてくるとは、どういう神経なの……仕事中だっつーの。


「お使いの携帯電話で月のどのくらいの通信料お使いですか」

「知らないです(ってか、あんたら聞かなくても知ってるはずだろ)」


「通信料金がお安くなるUQモバイルの担当者から、ご連絡を入れさせることもできますが」

「いらないです(これ以上、仕事中のわたしの時間を奪おうとするな)」


「auショップに解約の予約を入れられているということで、他社を検討されているようならどちらを……」

「auから変えませんよ(解約するのはモバイルルーターだから)」


 あ、そうなんですかと、auの担当者は電話を切った。お疲れau。なんのための電話やねん。


 携帯電話各社、この春に格安プランを出したじゃないですか。顧客の奪いあいが始まってるんでしょうね。解約予約をいれたもんだから、契約者の引き留めに電話してきたってことでしょう。ま、auも大変だ。


 でも、ですよ。

 平日の昼間に、電話かけてくるな。仕事してるんだよ。

 オペレーターの兄ちゃんは、命令されてやってるんだろうから、終始丁寧に対応してあげたけど、auの営業方針には文句があるぞ。


 わが家のインターネット回線を変えたときに、固定電話を解約することにしたんだけど、そのときの対応を思い出すと腹が立つ。


 固定電話の解約は、サイトから解約できず、KDDI(auの本体)に電話しないといけないのです。ところが、この電話でってのが曲者で、いまはなんでも自動応答からコールセンターに繋がるようになっているじゃないですか。


 自動応答だけでもイライラするのに、「オペレーターにお繋ぎします」と音声ロボットに言われてから、18分間、接続に待たされました。


 ――品質確保のため、音声は録音させていただきます……。


 ……。自動応答とながーい待ち時間がクレームを助長してるんでしょうが。顧客に責任転嫁するのやめてくれませんか。不愉快です。


 しかもコールセンターも平日の昼間しかやってないので、わたし仕事しながら18分間待ちましたからね。1分で済む解約手続きのために。


 なんなのこれ、ひとから大事な時間を奪うのがKDDI(au)の顧客サービスなわけ?


 と思っていたところへ、auの引き留め営業の電話だったのです。


 auは、顧客からの電話は、なかなかauに繋がないくせに、auからの電話は、直接顧客かけてくる――という企業ポリシーがあるようですな。あなたがたauに都合があるように、こちらにも都合があるのだということを知らない?


 商売に誠実さ欠いている。




 なんて、腹を立ててたのですが、おなじようなことをじぶんもしていないか、他山の石としたい出来事でしたー。これで「他山の石」の使い方、あってますよね? じゃ、いまからKACのアイデアを考えます。アイデアよ、降りてこーい。

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