199カオス 初心忘るべからず
連載している小説を更新しました。
『「迷宮」または、戻らない時間と失われた物語』という小説です。ひとくちにこういうお話ですと説明できればいいのですが、――親戚が死んで、ゴミ屋敷に金を探しに出かけたり、ダンジョンを脱出するために怪物と手を組んだり、冒険者と命をかけて戦ったりする……話です。意味不明でしょ(笑)
いいんです、意味不明で。わたしはこの小説で、じぶんでも掴みどころのないわたしの内面を描こうと四苦八苦していまして……だから、多少意味不明でも一向に構わないのです。読んでもらうことよりも書くことの比重が大きい小説なのです。
体裁の整った文章を書くよりも、より正しくわたしの感じていることを文章に表現することに意味があると考えているので。
あー。
つまらない思い入れで、読んでいるみなさんをおいてきぼりにしてしまった。内容はいいんです、どうでも。
この小説を更新して、懐かしい感覚を味わいました。いや、味わっています。
「PV0」
「ぴーぶいぜろ」
以前はあった惨めな感覚が、ひさしぶりに蘇ってきました。更新しても、しばらくはPVゼロなのが、当たり前でした。
みなさんによくしてもらっているうちに、更新すれば、だれかが読んでくれるとたかを括っているわたしが、わたしのなかにいたようです。
厳しい現実を思い出すことができました。簡単に自作を読んでもらえるなんて、甘いことはない!目が覚めました。あの頃のハングリーな気持ち――
――ぜったいコイツらに読ませてやる❗️
を取り戻して次作に臨みます‼️
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