187カオス 緊急事態宣言される(二回目)

 われらが兵庫県も今日「緊急事態」が宣言されます。宣言の是非についてはいろいろと言われているので、ここで重ねて書くようなことはしませんが、これで感染拡大がなくなり収束していくことを願っています。


 さて、今朝、通勤のために駅へ行きますと、列車が遅れていました。別の駅で線路内に立ち入った人がいるとのこと。


 ――ああ、またか。


 JR西日本は例の福知山線脱線事故以来、列車を止めることが多くなりました。20年くらい前は、あまり列車の遅延というのは感じませんでしたが、いまはよく止まる。


 列車を止めるのはいいのですが、ホームが密になってしまいます。やがて、遅れて列車は到着するのでしょうが、遅れてきた列車は乗客でいっぱいになるもの。この緊急事態宣言がなされようというご時世、満員電車に乗るというのは気持ちのいいものではありません。


 2本、遅れて到着した列車をスルーしました。周囲をみるとわたしと同じように考えているのでしょう。満員の列車をスルーする乗客の姿も……。かと思えば、密になるのも構わず密閉される(JRによると換気されているから安全だという)列車内に乗り込んでゆく人も。


 仕事に遅れたくないのか、コロナが怖くないのか、列車でぎゅうぎゅう詰めになって運ばれてゆく人たちを見ていると、今日にも緊急事態といわれているのに、われわれ日本人はこんなことを繰り返していていいのだろうかと、ある種の寂寞感に囚われる冬の朝――でした。


 2本遅らせると、いつもの混み具合でした。ほんの20分くらい待つだけなのに(その代わり、かなり冷えましたけどね)。


 ……。


 え、本も小説も出てこないじゃないか? うーん。いまスランプです、しばしお待ちあれ。

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