紅蜻蛉、拝読いたしました。
骨のある正統派のテーマと文体で、本当に小説らしい小説に触れることができたと思います。ありがとうございます。
藤沢周平さんの本は就職する直前に『龍を見た男』を読みました。社会に出る不安を少しでも和らげたい、という想いを持って拝読したように思います。
一番好きな時代小説は吉川英治さんの『新編忠臣蔵』です。ラスト直前のシーンは時代小説というよりはこれも今は無くなりつつあるジャンルですけれども「青春小説」のような清しさがあったと思います。
他には山岡荘八さんの『織田信長』が好きです。これもラストシーンは『俺たちに明日は無い』のようなまるで映画みたいな描写を文章として書いておられたことが本当にすごいと思いました。
けれどもわたしがそうして時代小説を読んだのは20歳前後の頃で、わたしの子供たちは小学生の頃に吉川英治さんの『三国志』を読み、そこから『宮本武蔵』に入っていきました。
わたしもせめて中・高校生ぐらいの時にこうした人間の機微を描いた作品を拝読していれば・・・人生そのものも変わっていたかもしれないのですが・・・
作者からの返信
読んでもらえてうれしいです。
ありがとうございます。
人生を変えるような小説には、「これから」出会うかもしれないですよ。
なんでも「これから」と考えてれば、いいことあると思います。
わたしが『青海剣客伝』を読んでみようと思ったのはですねぇ、藤光さんが近況ノートで「書いてて楽しい」って言っておられたからなんですよ(*´ω`*)
書いてて楽しいものが、読んでつまらないわけないじゃないですか(*´艸`*)
思った通りすごく面白かったです!
でも確かに時代小説はあまり読まないのは事実なので、藤光さんが書かれたものだから読みたかった、みたいな感じですかね。笑
作者からの返信
>藤光さんが書かれたものだから読みたかった、みたいな感じですかね。
ありがとうございます。
夏緒さんが書かれた「〇〇さんの書いたものだから」と読む小説を選ぶ選び方は、Webじゃ少数派らしいんです。また、エッセイに書こうかな。
おもしろかったですか。
よかった。これからも書けそうです。
いや、本当にお疲れ様でした。
リアルで煮詰まると私も書きたくなりますよ。本当に。
すみません、「時代劇読みません」なんて素直に書いてしまって。でも、それでも読みやすくて面白い藤光さんの作品ですから、良いと思うのです。
いや、昔は祖父が司馬遼太郎などの時代物ばかり本棚に並べていたので全く嫌いではないんですよ。ただ、片手間に読めない。むしろちゃんと向き合わないといけない世界である気がするのです。なので本当楽しかったです。
ありがとうございました!
拙いレビューですみませんでした。
つい感動して書いてしまいました。
作者からの返信
まったく、煮詰まってくるとスッキリしたくなってしまって……。
>片手間に読めない。むしろちゃんと向き合わないといけない世界である気がする
あー、わかります。
わたしは吉川英治の小説なんかを、そう感じますねー。
でも、時代小説(歴史小説)ってエンタメですから、かしこまった心持で読む必要なまったくないと思います。
今回はありがとうございました。
「青海剣客伝」あとでフォローします。
私も時代もの大好きなんで。
カクヨムで多いのは、戦国へ転生もの。戦国が異世界あつかいですよね(笑)
作者からの返信
フォローありがとうございます。
戦国転生モノですかあ。
どこにでも転生させたいようですね(笑)未来世界に転生してSFするんでしょうね。転生しないと楽しめないメンタリティは分かりません。。。