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171カオス 社会現象「鬼滅の刃」」への応援コメント


  • 編集済

    おーー!はくしゅーー!
    私がもってた違和感を見事に分析されている!

    そうなんですよ。鬼滅、漫画を15巻ぐらいまで読んでやめたクチです。
    そんなみんなが言うほどおもしろくないけど……でもおおやけに言うと非難ごうごう。なのでだまってたんです。
    ある作家がいってました。本がバカ売れする時は、普段本を読まない人が買っている。
    つまり、読書になれていない人にでもわかる内容でないと売れないって。

    わかりやすさイコール名作ではないですよね。
    わかりやすく、みんなで盛り上がれるコンテンツが、もてはやされるのは、今の時代だなーと思います。
    でも、けっして鬼滅が、千と千尋のクオリティを凌駕したわけではない。

    作者からの返信

    そうですね。
    千と千尋の神隠しより、鬼滅の刃がすぐれたアニメというわけではありません。逆もそうです。

    アニメーションという技法を使っているのは同じでも、表現したいものが異なるので、同じように評価することはできません。

    ボールを使う競技という点では同じでもサッカーよりラグビーが優れているといえませんからね。

  • 我が家では鬼滅はウケませんでした。こんなに流行っているのに――!?
    多分天邪鬼家系なのだと思います。

    しかし日本中がアニメで熱くなるって、本当に今まであまりない光景で唖然として見ていました。
    面白い解釈でした。
    勉強になります。ありがとうございました!

    作者からの返信

    ウケない人はウケないみたいですよ。
    シラ~としてる人もいますからね。
    そういう人も当然いていいわけです。

  • わたしは鬼滅の刃を漫画も読んでいないですしテレビも映画も観ていませんので発言する資格は無いのかもしれませんが、このエッセイの趣旨はとてもよく理解できました。
    もし日本全体が考えることに疲れているとしたら、小説やエッセイなどの文章もシンプルで共感しやすいものが好まれていくことになるのでしょうか・・・
    いえ、既にそうなっているのかもしれません・・・

    作者からの返信

    あきらかに、そうなってます。

    一般文芸をさしおいて、ラノベが売れまくっているのが、その証拠です。ラノベ=単純な物語とうわけではないにしても、キャラとかテンプレとか単純化されたパーツで形作られるラノベが多いのは事実ですからね。

  • こんにちは。
    納得しながら読みました。
    「鬼滅」を漫画1巻分くらいしか読まず映画も見ないでコメントするのはアンフェアかもしれないのですが、私はこの作品はいわゆる「ジャンプ」的な作品であって、面白いかもしれないけれど、そこまでの名作とは思いませんでした。そのために、大人も子どももハマるぞ泣けるぞ、すばらしいぞみんな見ろ…と、これほどの同調圧力が発生するのはなぜなのかと疑問を抱いていました。
    が、皆が考えるのに疲れ、単純なメッセージに感動し、さらにその感動をわかちあって仲間意識を高めることで、コロナで薄まった人と人の関わり合いまで埋めようとしている…こんなことなら納得です。

    朝からいろいろ考えさせられる、興味深い内容でした! 長文失礼しました。

    作者からの返信

    わたしも興行収入100億円と聞いたときに「なんで? そんなに傑作なの?」と思って見に行ったんですが、

    >そこまでの名作とは思いませんでした。

    まさにその通り。

    すばらしいアニメだけど、そこまで傑作ではないんですよね(人によって感じ方はそれぞれでしょうが)

    至極まっとうなメッセージが、ストレートに描かれている映画で、まさに子供向け=ジャンプ的。そこに大人までが反応してるんです。

    もちろん、それは悪いことではないんですけど、それが「もう考えたくない」と感じた結果だとすると、これでいいのか?って思いますね。

  • 分かりやすい作品がウケる時代のようですね。
    一方で、あまり考えない時代になったのかな、という気もしています。
    分からないものを分からないなりに楽しむ、ということはもう難しいのかもしれません。

    作者からの返信

    現代は昔と比べて、わたしたちの接する情報量が多いですからね。

    選択肢が増えれば増えるほど、人は決まりなくなる――だから、単純な情報を求めるんでしょう。