本質を突いたようなテーマに、はっ、とさせられました。
わたしの場合の心のありようのひとつが「切なさ」の感情です。
いじめに遭っていた時の切なさ、仕事で誰かが傷ついた時の切なさ、もう一生この場所・立場から抜け出せないのではという切なさ・・・
そんな時に丘の上の灯台の麓にある海辺に車で立ち寄ります。
風景が瞬間にわたしの切ない心のフィルターを通した絵画に変換され更に絵の描けないわたしをその絵がより切ない感情にフィードバックさせられます。
それをなんとか文章にしようとしていることがもしかしたらわたしの小説の書き方なのかもしれないとぼんやりとそう思います。だからなかなかお読みいただけないのかなということにも気づかせていただきました😅
ありがとうございます。
作者からの返信
漫画じゃなくて、アニメじゃなくて、なぜ小説を書くのか、自分の書く小説でなにを読んでもらいたいのか、無自覚に書いてちゃダメだと思ってメモしたのが、このエッセイです。
思いついたこと、すぐ忘れちゃうので。ちゃんとメモっとかないと(笑)
公募を目指して小説を書き始めたのが20年以上前に遡り、断筆期間まで経て今に至るので、お伝えしますが、始めは公募に応募することが目標で書いてました。なので、規定文字数に到達するまでは意地でも書いたというか……、公募に応募すれば募集側の誰かには読まれると思ってましたので……。
なので、自分なりの目標を設定して、クリアしていくという独自の方法を藤光さんなりに定めてみると壁を乗り越えられるかもしれません(?)
あと、自分として書きたいものを書く方が続くと思います。
アドバイスになっているかどうかわかりませんが、参考まで。
作者からの返信
ありがとうございます。
参考どころか、まったくそのとおりだと思うので、言われるとおり汗をかいてみようと思います。がんばります。
「色も形もないものを描くのに文章は有効」というフレーズ、はっとしました! 観たら分かるメディア作品とは違うところを描き込める面白さがありますよね。
色々と考えすぎてもいいですよね(^.^) そしてパズルのように物語も完成するかもしれない。藤光さまの御言葉は含蓄に富んでいますね。いつも勉強になります。
作者からの返信
なぜ小説を書くのかと尋ねられて、「わたしは漫画が描けないから」とか「音楽はできないから」小説を書いている――というのでは、ほんとに良い小説は書けないでしょうからね。小説ならではの良い面を知ったうえで、小説にしかできない表現を工夫するというのが、積極的な小説の書き方といっていいのじゃないでしょうか。