わたし自身『エタる』の意味が分からなくてネットで調べ、エターナルの略だと知って詩的だと逆に感激しました。
わたしはいじめに遭っていた子供の頃「うる星やつら」に命を救われたといっても過言ではなく、うる星やつらが永遠に続けばいいと思っていました。
けれども高橋瑠美子さんは天才であり妥協を許さぬ創作家である結果、「別のものに挑戦したい」という理由で連載を終えます。ループするようだった物語が見事なエンディングを迎え、感動した記憶があります。
わたしも強いていえば③でエタる可能性がありますけれどもこれも高橋瑠美子さんに憧れるあまりに常に長編は2作以上同時並行で書くようにしています。
もちろん、「うる星やつら」と「めぞん一刻」の同時並行の足元にも及びませんけれども😅
作者からの返信
「うる星やつら」繋がりでいうと映画『うる星やつら2ビューティフルドリーマー』がまさに、永遠に文化祭前日を繰り返すという「エターナルな世界に居続けたい」という中二病的願望を描いていました。
ま、映画は高橋留美子さんの世界観を借りた押井守さんのアニメだったわけですけれども。
うる星やつらの連載が終わったときは悲しかったなあ。高橋留美子さん一番の傑作だと思います。
藤光さんの場合、サービス精神旺盛で、断捨離企画をしながら、創作論も書いていたので、そのことに時間を割かれて、連載の続きが書けなくなった面もあるように思いますので、もし、エタっているのを打開したい場合は連載のうちのどちらか一つの小説の続きに集中力を傾けてみてもいいかもしれません。
もしくはちょっとそのまま放置しておいて、他の小説ネタに取り組んでみて、気が向いた時にでもまた、連載と向き合ってみるのもいいかもしれません。
私はどちらかというと一つの連載に集中型なので、エタらないのですが、それでも続きを書くのにはけっこう集中力が必要ですし、今、かなりプライベートが立て込んでいるので、時間を見つけて取り組む、という感じで、なんとか週一更新が保たれてます。
では、藤光さんの今後の進捗状況も楽しみにしています!
作者からの返信
ありがとうございます。
サービス精神旺盛というより、承認欲求が強いといった方がしっくりくるような気がします。
――サービス……ということにしましょう!
続きは書きますんで、よろしくお願いします。
「エターナル(永遠)に完結しない小説」と表現すると「エタる」が詩的に思えてきて、不思議です。④の真シンエタは書き手にとっては幸福な状況ですね。
作者からの返信
「エタる」とか、ネットスラングにはうまいなーという表現がとても多いです。第一に知的ですよね。馬鹿じゃ思いつけない。
それにすぐ覚えられるインパクトと意味の多層性を備えてるところもすごいです。もっともっと一般的に使われるようになったりして。