115カオス いやなコメントをもらったときは

 いきなり本題に入っていきますが、感じの悪いコメントってもらったことありますか? レビューでもいいです。なんか読んでていやあな気分になる読者からのリアクションです。


 わたしの場合、基本的にコメントをもらうとうれしいです。また、カクヨムで不愉快なコメントをもらったことは、いままでありません(別のサイトでは頻繁にありましたが)。まだ、読んでもらえている人数が少ないということがあると思いますが……。


 不愉快なコメントというのは、作者本人にとって不本意な内容であるものがほとんどです。いくつか挙げると――。


① 文章の不備や、表現が不適切なことを指摘しているコメント


 これ、嫌ぁな気分になりますよね。自分の無能を指摘されてるようで不愉快です。一見もっともらしい指摘なので、反論するのも大人気ない気がします。

 わたしの場合、「ありがとうございます」と返答した上で、訂正すべきと思えば訂正しますし、不要と判断すればそのままにしておきます。


② 言葉遣いが無礼で、作者に対するリスペクトに欠けているコメント


 こちらは丁寧に応対しようとしているのに比べて、無造作なコメントを駆使する人っています。無礼な振る舞いにはとても腹が立ちますが、わたしは徹頭徹尾丁寧に接することにしています。逆ギレされて迷惑するのはごめんですから。


③ 明らかに小説を読んでいないなというコメント


 先に挙げたのは、その人の言葉選びセンスの問題ですが、読んでないというのは最悪です。非常に気分が悪い。こうしたとき、わたしは「わたしの小説はそういう内容ではありません」とコメントを返すようにしています。


 多くの場合、不愉快なコメントを書いてくる人に明確な悪意があるケースは少ないと思います。ちょっとした行き違いであったり、誤った思い込みが原因であることがほとんど。


 わたしはこれらを念頭において、無礼なコメントにも丁寧に対応することを心がけていますが、ときには我慢の限界ということがあります(笑)


 もめはじめると結局、どちらの言い分が正しいのかという話になりがちですが、わたしはこう考えています。


「あなた個人が、そのことをどう考えようと自由である。わたしはあなたが正しいと主張することを間違っていると決め付けて、それを強要するようなことはしない」


「同時に、あなたもわたしにあなたの考えを強要することはできない。わたしが間違っていることを認めるのは、あなたに強要されるからではなく、わたし自身がそう気づくからである」


 宣言してあとは、無視しますね。


 ネット空間に限らず、カンちがいしている人は世のなかいっぱいいますよね。わたしはわたし、あなたはあなた。あなたのルールをわたしに押し付けられても困っちゃう――ということに気づくだけで、世のなかのトラブルは半減すると思いますけどね〜。

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