112カオス じたばたしても仕方がない
地方に住んでるヤツあるあるな話だと思うのですが。自転車乗りますよね。免許とれる年齢になるまでの人はかなり。
乗らない人にはわからないだろうけど、
高校生のころ、30分かけて自転車通学してたけど、当時、太ももの周囲長が40センチ近くあった。直線は時速40キロ近く出して走ってた。無意味〜(笑)反面、無意味なこと一所懸命やってるところがいいよね。若いって無意味にエネルギーを使うってことに通じてるから。もちろん女の子たちは無意味なことと知っているので(大人だ)、優雅に自転車こいでましたけど。
いったいなんの話だ……?
最近、わたしの身体は老化が激しく、関節のあちこちが痛みます。左膝。左股関節。右の股関節も怪しい。右肩が上がりにくい――動くと、がたぴし音を立てそうなくらい。日にち薬で痛みが引くだろうと放っておいたのですが、一か月たっても二か月たっても痛みは引いていかない。
「どうすりゃいいの。なんにもしてないのに、身体が痛いなんて」
かなり絶望的な気分になりましたが、考え方を変えることにしました。なにもしなくて痛いのなら、なにがすると痛くなくなるのかもしれない。
ここ数年、わたしは激やせしてます。カロリーの摂取量が少ないためだと思いますが、標準体重より低い。アラフィフおじさんとしてはレアなタイプです。ただ、食べないと同時に運動することがなくなったので、筋肉量も減ってしまって、身体がなんだか貧相な感じに。筋肉量の減少と関節痛ってなにか関係があるのかも……。
ちょっと食べる量を増やすとともに、運動することにしました。でも、生来の怠け者であるわたしが、ジムに通ったり、ウォーキングをしたりできるはずがない! 通勤でバスを使っている区間を自転車にすることにしました(お、話が自転車に戻った)。
このエッセイの第七話に出てくる、近藤史恵さんの『サクリファイス』に感激した後に買ったクロスバイク。壊れててしばらくほったらかしていたのを、この間の日曜日に修理してもらったのです。
「よし、これで今日からおれも、
いきおいこんで走ったのはいいのですが、暑いし、疲れる……。筋肉質になる前に熱中症で倒れそうです。うーん。なにをどうすればいいのか、わからなくなってきました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます