人称の問題ってむずかしいですよね。
自分ははじめ三人称で書いていましたが、なにかで「一人称の応用が三人称」みたいに書いてあるのを目にして、最近は一人称で書いています。
作品に合う人称をきちんと選ばないといけないのでしょうね(;・∀・)。
作者からの返信
むずかしいですよ〜
選んだ人称によって、得意なこと、不得意なことがありますから、それに無自覚なうちは、人称の特性を使いこなせないことになってしまいます。
私は以前べつのサイトで「あなたの一人称は、一人称でない」とばっさり斬られました。
当時はどうすればいいのかわかりませんでしたが、いまでは納得のダメ出しですね(笑)一人称と三人称の特性が分かってなかったんです。
とても参考になりました。
わたしは恋人ふたりを主人公に据える場合に女子男子どちらかの一人称で話を進めますけれども、必ずどこかでその相手の心の奥底に触れざるを得ない場面が出て来ます。
そんな時には思い切ってそのシーンだけ、相手方の一人称に切り替えてしまいます。
多分こういう手法もなにか名称があるのでしょうけれども、感覚的にそういう方法に頼らざるを得ないところにマーケットに流通するプロの小説をインプットできないことの限界を感じてしまいます。
作者からの返信
そうですね。
ある文章の塊――たとえば、第二章とか――を決めて、視点を変えて描写するというのは、よくある構成だと思いますし、読んでいて不自然を感じることもありません。
ひとつの段落や直近の文と文との間で視点が変わると、非常に読みにくくなるので避けるのがいいでしょう。プロでこれをやる人はいますが、書くのはもちろん、読む側にとっても高いスキルが必要になります。
わたしはやりません(笑)