52カオス レビューやコメント
意中の女性(男性)から自分のことが「いい人ですね」と評された場合、あなたはどう感じますか。うれしいですか。それともがっかりするのでしょうか。
私なら、がっかりします。
それは「いい人ですね」という本来ならほめ言葉てあるセリフが、ここでは積極的な意味をもっていないから。
こうした場合の「いい人ですね」という言葉は、「決して嫌いというわけではないのです」程度のニュアンスで使われます。
ぶっちゃけフツウ――って感じでしょうか。
私は相手に好意を持っているので、相手にもそれ相応の好意を抱いてもらいたいと期待しているわけですが、そこに「フツウ」と言われたのでは、がっかりしないでいられないのです。
相手側に立って考えれば、特に思い入れがない人のことを悪しざまに言うのは気がひけるので、当たり障りのない言葉としてほめ言葉にも使える「いい人ですね」を選択したという程度なのでしょう。
いい人とは、即ちどうでもいい人――と置き換えたところで、当たらずとも遠からず……。そう思えば罪つくりなセリフですね。
さて、カクヨム で小説をアップしていると、ときどき作品にコメントやレビューをいただくことがあります。そして、ときには私からコメントをつけることも。
コメントって、好きな人に告白するのに似てるんですよ(笑)
――おもしろかったです。
――こういうの好きです。
……やっぱり、告白に似てますね。
告白である以上、リアクションがないと寂しい思いをします。コメントをつけてもらえたら返信を返しますし、自分がつけたコメントに返信があるか気になります。
書く内容も気にします。
上に書いたようにほめているようでも、実はほめていないコメントってありますから書き方には注意が必要。
単に、おもろかったとか、いい小説だと思ったとか書いたところで、誤解されることがあるかも知れないですからね。
具体的にここがおもしろかったとか、ここに感心したとか、コメントしてあげないといけないなと思ってます。
あと、本当に「おもしろい」とか「すばらしい」と思えた作品にしかレビューしないように心がけています。レビューしていただいた場合、レビュー返ししたいのはやまやまなのですが、「これは!」と感じるものがないのにレビューを書いてしまっては、自分を偽っているようでとても居心地が悪いんですよね。それって作品に対して誠実じゃない態度でしょ。それもどうかなと感じます。
素直に――「いい小説ですね」ってレビューできるような小説が読みたいなあ。
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